アイコン 仁川空港の永宋島南まで北に開放 文大統領「西海緩衝区域設定」で合意

 

 

南北首脳平壌会談において、海上敵対行為中断区域(=西海緩衝区域)設定で合意した。
発表では双方共現行境界線から40キロメートルずつ設けると発表した。
ところが、実際は、北朝鮮は50キロメートル、韓国は85キロメートルだったと韓国紙が報道している。
これは、仁川空港がある永宗島の南側まで設定したことになり、北朝鮮の商船から漁船まで自由に航行できるようになる。

また、漢江河口は漢江河口中立水域となっているが、南北が共同して一帯を開発すれば首都ソウル中枢目前まで北朝鮮の船舶が入ってくることにもなる。

終戦宣言により、国連軍が撤退すれば、漢江河口中立水域などの国連軍の監視もなくなる。ましてや2019年にも米国が朝鮮戦争来保有している戦時作戦統制権が韓国側に返還され、米軍撤退論・不要論が飛び出す現実に、問題が発生した場合、多血の同一民族であるゆえに、双方に収拾能力があるとは思えず、新たなる大きな火種を作ることにもなりかねない。
(兵力を相互同時に大幅削減などすれば別だが・・・、現実は金王朝維持のために不可能)

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北朝鮮の漁船と武装船との違いは付かない。
北朝鮮では海軍の兵隊らが武装したまま日本海で漁をしている。日本の海岸に漁をしていた北朝鮮軍の船が燃料不足で多く漂着している。

<「西海4島」は北朝鮮が領有の地>
北朝鮮は、陸の国境線を延長した線上の海上が国境線だと以前から主張し続け、韓国の施政下にある白翎島、大青島、小青島、隅島、延坪島を「西海五島」と呼び、北朝鮮側が領有を主張し続けている。
1999年の第1延坪海戦、2002年の第2延坪海戦、2010年11月の(北朝鮮による)延坪島砲撃事件などの武力衝突を繰り返してきた。

今回の合意は、西海緩衝区域として大幅に北朝鮮側に譲歩し、実際に北朝鮮の主張に応じたことにもつながる。

延坪島等の島嶼「西海五島」の北方限界線(NLL)の韓国軍の戦力は、無力化させられてしまう可能性もある。
また、従北の文政権は、緩衝地帯内にある島嶼防衛部隊をすべて撤去する可能性すらある。
国土防衛上、住民の安全上、漁業権問題でも大問題。

「西海4島」を北朝鮮が乗り込み実行支配した場合、韓国文政権はどうするのであろうか。キレて撃退か、話し合いの従北か。

また、交流が多くなるほど、北朝鮮から脱北した韓国住民たちが危険にさらされることにもなる。文政権は、中国のように1国2制度になることを念頭に進めているようだが、金王朝独裁政権と自由主義下の社会主義文政権とは、いつまで経っても、どちらかの国でクーデターでも発生しない限り根本的な統一などありえない。
南朝鮮が酔いしれ踊っている間に、爪を研ぐ北朝鮮。
ICBMを廃棄しても核施設リストを提出しても核の完全廃棄などあろうはすがない。それだけが南朝鮮に対して唯一無二勝っているところにある。それを容認しても文氏は金氏を一方的に抱擁し続ける。

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[ 2018年10月 1日 ]

 

 

 

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