アイコン 中国 対米貿易黒字過去最大 貿易戦争の駆込需要大量発生

 

 

中国の税関総署が1月14日発表した中国の昨年1年間の対米貿易黒字は、前年比17.2%増の3233億ドル(約35兆円)と過去最高を更新した。
現在、3月を期限に行われている両国の貿易協議で、米側がさらに圧力を強めることも予想される。
輸出は貿易戦争の駆け込み需要発生で11.3%増、輸入は大豆などの報復関税で減少し0.7%の増加にとどまった。
米国が中国に仕掛けた貿易戦争で、両国は、昨年3月以降、互いの輸入品に高い関税を上乗せする措置を発動したが、米国の好調な景気を背景に輸出が伸びた一方、米国からの輸入は昨年9月以降、減少に転じていた。
米中両国は、3月を期限とする貿易協議で、中国の輸入拡大に向けた具体策を検討しているが、貿易統計の結果を受けて、トランプ政権がさらに圧力を強めることも予想される。

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一方、中国の昨年1年間の全体の貿易総額は4兆6200億ドルと前年を12.66%上回り、2年連続で二桁増となっている。
ただ、先行きについては、「国際環境は複雑で緊迫しており、不確定要素も依然として多い。グローバル経済の成長も鈍化し、貿易や投資も影響を受けるだろう」と厳しい見方をしている。
今年の中国のGDPは6.0~6.5%に減少するとしている。
以上、

中国からの輸出の大幅増加は、米国の制裁関税で、中国で生産されている自動車や機械部品などの25%関税が付加される前に、駆け込む需要が大量に発生した結果である。

全体の輸入の減少は、原油価格の下落もあるものと見られる。
しかし、中国では基幹産業の一つ、自動車の販売も9月から12月まで4ヶ月連続して2桁前年比で落ち込んでおり、また、化粧品なども上昇率が大幅に落ちており、スマホの販売台数も前年比で減少している。
中国民が米中貿易戦争や経済の先行き不透明感から生活防衛に入ったものと見られる。

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[ 2019年1月15日 ]

 

 

 

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