アイコン 首都圏の中古マンション上昇止まらず、中古戸建は下げ止まらず(都区部と埼玉除く)

 

 

公益財団法人東日本不動産流通機構が公表したレポートによると、首都圏(1都3県)の1月~3月の中古戸建住宅の成約件数は、前年同期比4.9%増の3,292件で、3期連続で前年同期を上回った。平均価格は同▲3.9%下落して3,112万円となり、前期(2018年10月~12月)に続いて前年同期を下回った(1期は3ヶ月間)。

成約件数については、東京都区部と横浜・川崎市を除く各地域が、前年同期比で増加し、多摩地域と埼玉県、神奈川県他は2ケタ増となった。
また、成約価格は、東京都区部と埼玉県を除く各地域が前年同期比で下落し、横浜・川崎市は5期連続、神奈川県他は4期連続で前年同期を下回った。
  また、平均土地面積は114.82平方メートルで前年同期を▲0.7%下回り、平均建物面積は104.60平方メートルで前年同期を▲1.4%下回った。また、平均築後年数は21.37年で、前年同期の20.78年を上回った。
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首都圏の中古戸建住宅の成約状況
2019年1~3月
 
単位
 
前年同期比
件数
3,292
4.9%
価格
万円
3,112
-3.9%
土地面積
145
-0.7%
建物面積
104.6
-1.4%
築後年数
21.37
20.78
 
<中古マンション価格の上昇止まらず・・・>25期連続して価格上昇
1~3月期の成約件数は10,268件と前年比で3.9%増加し、2018 年10~12月期に続いて前年同期を上回り、四半期の件数としては 1990年5月の機構発足以降、過去最高となった。
 
成約㎡単価は前年比で2.8%上昇し、2013年1~3月期から25期連続で前年同期を上回り、成約価格も前年比で2.2%上昇し 2012年10~12月期から26期連続で前年同期を上回った。
専有面積は前年比マイナス0.5%と 8期ぶりに前年同期を下回った。
 
首都圏の概況は、成約件数はすべての地域が前年比プラスとなり、東京都区部は6期ぶりに前年同期を上回り、神奈川県他は4期連続で前年同期を上回った。
成約㎡単価もすべての地域が前年比でプラスとなり、東京都区部は2013年1~3月期から25期連続、埼玉県は2014年7~9月期から19期連続、横浜・川崎市は13期連続で前年同期を上回った。
 
首都圏の地域別成約件数はすべての地域が前年比プラスとなり、東京都区部は6期ぶりに前年同期を上回り、神奈川県他は4期連続で前年同期を上回った。
成約㎡単価もすべての地域が前年比でプラスとなり、東京都区部は2013年1~3月期(安部政権誕生は2012年12月)から25期連続、埼玉県は2014年7~9月期から19期連続、横浜・川崎市は13期連続で前年同期を上回った。

 

首都圏の中古マンション成約状況
2019年1~3月
 
単位
 
前年同期比
件数
10,268
3.9%
㎡単価
万/㎡
53.17
2.8%
価格
万円
3,435
2.2%
占有面積
64.73
-1.5%
築後年数
21.03
20.59

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[ 2019年4月29日 ]

 

 

 

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