アイコン 1~6月上半期の首都圏の分譲マンション/不動産経済研究所

 

 

首都圏の分譲マンションの2019年上半期(1~6月)の供給は、前年同期比▲13.3%減の1万3,436戸と上期としては3年ぶりの減少。都区部は▲23.6%減の5,465戸。
平均価格は2.9%上昇の6,137万円と7年連続アップで6,000万円台になった。
契約率は66.55%と横ばい。

1、2019年1~6月の供給は1万3,436戸、前年同期(1万5,504戸)比13.3%の減少。(過去最多は2000年上半期の4万6,816戸)。

2、販売個数の地域別では、前年同期比
東京都区部は▲23.6%減、
都下は▲21.7%減、
神奈川県は10.6%増、
埼玉県は17.8%増、
千葉県は▲31.6%減。

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3、初月契約率の平均は66.5%、前年同期(66.7%)比較0.2ポイントのダウン。上期としては4年連続の60%台。

4、1戸当たりの平均価格6,137万円、1m2当たり単価は90.7万円。
 前年同期比で戸当り価格175万円(2.9%)のアップ、m2単価は3.2万円(3.7%)のアップ。

◎マンション2019年上半期の特徴
1、上期としては3年ぶりの減少、1992年(1万959戸)以来の低水準に。都区部は1,690戸減の5,465戸、シェアは40.7%に低下。

2、初月契約率の平均は0.2ポイントダウンの66.5%とほぼ横ばい。上期としては4年連続の60%台。 累積契約率は0.4ポイントアップの78.9%。

3、戸当たり価格:6,137万円、m2単価:90.7万円。上期としてはいずれも2013年以降7年連続のアップ。

4、供給戸数は都区部のほか都下、千葉県が減少した一方、神奈川県 10.6%増、埼玉県 17.8%増。東京都(6,745戸)はシェア50.2%。

5、2019年6月末時点の在庫は7,438戸。2018年6月末時点(6,368戸)比で1,070戸の増加。

◎下半期は都心や湾岸を中心に大型案件が相次ぎ始動、年間供給は3万7,000戸前後に。
1、下半期(7~12月)の供給見込みは2万3,500戸。前年同期(2万1,628戸)では8.7%増。
2、年間供給は約3.7万戸。2018年の3万7,132戸から0.4%減とほぼ横ばい、4年連続の3万戸台に。
以上、

 
[ 2019年7月18日 ]

 

 

 

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