輸出も米中貿易戦争による中国経済の低迷、半導体価格の暴落により、経済の主たる輸出も大不振。

そうした絶悪のタイミングで安倍首相が、政略物資の３品規制、ホワイト国除外をぶち上げてくれたことから、文大統領は安倍神様と奉り、来年４月の総選挙に向け、千歳一隅の大チャンスを提供してくれたと大喜びしている。
早速、配下のロウソク民心隊と労組を動かし、国民による文ジャパンボイコットを仕立て上げ、経済低迷による政権批判の鎮静化どころか、与党民主党が来年４月の総選挙で圧勝する勢いとなっている。

大統領府には、学生運動上がりの多くの市民運動家・活動家、左派系学者、左派系の弁護士、文氏側近たちが陣取り、大統領府がすべての省庁を長官の発言一つからしてコントロールし、文政権を運化している。
ロウソク民心のコアな部分は、こうした市民運動家が関与する団体であり、労組である。

慰安婦たちをコントロールしている挺対協(現、・・連帯)は、政府から補助金を受けている団体でもある。不可逆的に合意したはずの慰安婦問題も、文政権は拘束力はなしと宣言、今では世界中で日本をコケにする絶好の人権材料にして、世界で反日キャンペーンを繰り広げようとしている。

＜韓国の失業率と未就労者の実態＞
６月の失業率は４％、
生産人口の年齢層に対して、年齢超過の高齢者が多く就労していることから失業率が低い。また、就職活動しながら食いつなぎの短期バイトなども就労者としてカウントされる。
６月の青年失業率(１５～２９歳)は１０．５％
(就職をあきらめた人たちは含まない)

韓国統計庁が７月１６日に発表した「２０１９年５月の経済活動人口調査青年層付加調査結果」によると、５月基準で卒業後に未就業状態である１５～２９歳の青年層は１５４万１千人となり、昨年より５万４０００人増加した。
うち、何の活動もしていない青年が２１．６％。１年前より２．１ポイント増えた。就職活動をしない青年まで合わせれば５８万１０００人（３７．８％）で、前年より約３万７０００人増加した。「求職活動」をする青年２０万人の３倍に迫る数値。

これに対し求職活動をする青年の割合は１３％で前年より２．４ポイント減った。高くなる就職の敷居のために仕事を探すよりは就職そのものをあきらめる青年が増えたと分析される。

未就業期間が１年以上は６８万人で昨年より１．１ポイント上がり４４．１％。特に３年以上の長期未就業者の割合は１６．９％（２６万人）で、１．６ポイント上昇した。

韓国労働研究院のアン選任研究委員は、「就職の確率が極めて低い状況で仕事を探すより親の助けで生活している可能性がある」と分析している。

５月基準で卒業(２月)・中退後に賃金労働者として初めての職場に就職した青年層の平均就職準備期間は１０．８ヶ月だった。
昨年は１０．７ヶ月だったが今年は０．１ヶ月伸びた。初めての就職のため１年以上準備する青年層は２７．７％で、このうち３年以上準備する青年も９．５％だった。

  やっとのことで就職しても５人中４人の７９．５％は月平均２００万ウォン（約１８万３２６０円）ももらえないと調査された。

初めての職場に就職した時の賃金は
「１５０万～２００万ウォン未満」が３４．１％で最も多かった。
「１００万～１５０万ウォン未満」が２７．７％、
「２００万～３００万ウォン未満」が１８．１％、
「５０万～１００万ウォン未満」が１２．５％、
「５０万ウォン未満」が５．１％だった。
※公式の５月の青年失業率は１０．１％となっている。
韓国の男性は兵役(約２年)があり、日本と比べ、初就職年齢が高い。
８月９日現在：１ウォンは０．０８６８円

韓国の怒れる青年層の多くが未就労者、学生とともに文ジャパンボイコットの支柱となっている。

↓輸出推移：１０億ドル


↓経常収支　単位：１０億ドル

 

↓製造業の平均賃金　ウォン／月


↓青年失業率　１５～２９歳