アイコン 韓国籍タンカー 北朝鮮瀬取り未遂事件? 東シナ海トライアングル

 

 

韓国船籍のタンカーが公海上で北朝鮮の石油密輸に関与しようとしたとの疑惑が日本で浮上している。
12日の報道によると、日本の海上自衛隊の艦艇が今月3日、東シナ海の公海上で韓国船籍のタンカーが、北朝鮮のタンカーに横付けして停泊しているところを確認した。

防衛省は、即座に韓国外交部に通報した。その後、日本政府は韓国のタンカーが北朝鮮の公海上での石油密輸に関与した可能性があるとみて、韓国政府に事実関係の調査を要請した。

しかし、韓国のタンカーが実際に北朝鮮のタンカーに石油を供給した可能性は低いという。
仮に、韓国のタンカーの石油を北朝鮮のタンカーに移し替えれば、韓国のタンカーの重量が減少し、水上に出ている船の高さが変化するはずだが、その様子は確認できなかったという。

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防衛省は、これを受け、韓国のタンカーが北朝鮮のタンカーに石油を供給しようとしたものの未遂に終わった可能性が高いとみている。

産経新聞は、問題の韓国タンカーがその後、韓国に戻ったと報じた。公海上で石油を移し替えて密輸する行為(瀬取り)は、国連安全保障理事会の制裁決議に違反する。

北朝鮮は今年1月から2月にかけ、中国や台湾などの実質荷主がドミニカやモルジブなど第三国の船籍のタンカーを利用して4回にわたり公海上で石油の密輸を行ったことが分かっている。

韓国タンカーが、北朝鮮のタンカーと並んでいる様子が確認されたのは今回が初めて。

これについて韓国政府は、「国連安保理決議を忠実に履行するために、韓国政府は関連の動向を注視し、協力している」として、「本件については、日本の要請を受け、すでに調査を終えて『違法な石油類の移し替えはなかった』との結論を出し、速やかに日本側に通知した」と説明した。
以上、

黄海と東シナ海が接続する当たりを東シナ海トライアングルといい、瀬取り銀座と呼ばれるという。
日本政府は海上自衛隊の艦船や偵察機が撮影した航空写真を韓国側に提供しているはずであり、韓国政府が取調べの詳細を発表しないのは、ただただ北朝鮮や米国を刺激しないことを念頭においてのことだと見られる。

水上に出ている船の高さが変化していないから未遂というのは合点がいかない。海水を注入していれば、喫水線は変わらない。喫水線そのものがもっと高かった可能性もある。ましてや、偵察機が見張っている昼日中に瀬取りすること事態も疑われる。今では光学機器での撮影が困難な夜に瀬取りが行われると見られる。

現在の韓国政府は、マスコミをシャットアウトして情報統制著しい政権であり、米朝会談を控え、コトを荒げたくない情況下でもあり、未遂として瀬取り情報を隠蔽した可能性が高い。
でなければ、韓国籍タンカーについて、未遂であっても、もっと多くの情報を公表するはずである。

東シナ海トライアングルとは、東シナ海で防空識別権が日本・中国・韓国が重なった一帯をさす。
 

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[ 2018年5月14日 ]

 

 

 

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