アイコン アフリカ豚コレラ 17日以降・韓国で3例目 初の漢江南で発生 イノシシのほかダニ媒介

 

 

致死率が極めて高い豚の伝染病、アフリカ豚コレラが23日、京畿道金浦市のある養豚場で3例目の感染が確認され、漢江より南側にも伝染した。

農林畜産食品部は23日午前、金浦市のある養豚場で4頭の母豚に流産の症状が見られたことから精密検査を行ったところ、アフリカ豚コレラに感染していたことがわかったと明らかにした。

17日に京畿道坡州市で初めて感染が確認され、漣川でも発生、今回、漢江よりも南側でアフリカ豚コレラが発生したのは、これが初めて。

この養豚場は、
最初の感染地の坡州の養豚場からは約13.7キロ、
2例目の京畿道漣川郡の養豚場から45キロほど離れ、
調査の結果、1、2例目との疫学的な関連性は認められなかったという(DNA鑑定かどうか不明)。

しかし、これまで漢江よりも北、北韓との軍事境界線近くでのみ発生したアフリカ豚コレラが、最高水準の防疫対策をとっているなかで漢江の南側にまで拡散したことから、すでにウイルスがより広い地域に広がっている可能性が高く、今後のさらなる感染拡大への懸念が高まっている。

防疫当局は、現在行っている、感染が確認された養豚場の半径3キロ以内の養豚場で飼育されている豚に対する殺処分のほかにも、さらに強い防疫・警戒態勢をとる方針。
以上、

北朝鮮で今年5月完成が報告されたが、中国との隣接道で韓国とは数百キロ離れている。
韓国は、今月7日に北朝鮮に上陸した台風13号により、北朝鮮で川に流され死亡した感染イノシシを、感染源とほぼ断定しているが、感染イノシシの死骸が見つかったわけでもない。イノシシの活動範囲は比較的狭く、イノシシとしても北朝鮮南部の国境地帯まで感染が広がるには時間がかかる。

韓国は愛する北朝鮮に対して、共同調査や共同防疫対策を持ちかけたが、北朝鮮から相手にされず無視されたままとなっている。

韓国当局は3件とも疫学的に関連性がないとしているが、最初の発祥地からも発症前に大量の車両などが出入りしており、一概に断定できない。

アフリカ豚コレラは発症するまでに3日~3週間。豚やイノシシからの感染もあるが、ダニが媒介している。
ダニが媒介した場合、イノシシのほかヒトや小動物の毛などに付着し、全国へ拡散される可能性もある。
 漢江南で発生したことで、防疫体制の見直しが必要ではないだろうか。
 

[ 2019年9月24日 ]

 

 

 


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