アイコン 韓国 豚肉価格急騰から一転急落 アフリカ豚コレラで購入敬遠か

 

 

韓国で豚肉の卸売価格が急落し、アフリカ豚コレラ(ASF)発生以前の水準に戻った。
業界ではASF発生で豚肉消費に対する懸念が高まったことで需要が低下し、価格が急落したとみている。
畜産物品質評価院によると、10月7日の卸売市場で取引された豚肉の平均価格「豚肉代表価格」は1キログラム当たり3754ウォン(約336円)で、4日時点(3966ウォン)に比べ212ウォン下落した。
京畿道坡州市で初めてASFの発生が確認された9月17日以前の同月16日の価格4602ウォンよりも下落した。
ASFの発生が相次いだ後、9月20日には豚肉代表価格が6131ウォンの高値を付けていた。

しかし、高値を付けて以降は反落し、18日間で▲39%の値下がりを記録した。特に9月30日以降は6営業日連続で卸売価格が値下がりしている。

量販店関係者は「豚肉を避ける心理が表れているのではないかと懸念される。ASFが拡大した場合、豚肉価格は再び上昇する可能性があるとみているが、消費意欲の減退は明らかだ」と述べた。
韓国国内の量販店では、ASF発生以降、豚肉と鶏肉の売り上げが前年同期に比べ増えているという。
以上、

量販店で豚肉の売上高が伸びていれば、値下がりすることはないだろう。いつもの間違い記事では・・・。

アフリカ豚コレラは、日本で発生している豚コレラと異なりワクチンがなく、防疫で感染拡大を食い止めるしかない。
韓国では9月17日~10月3日までに13ヶ所の養豚施設で発生しているが、発生は京畿道と仁川の江華島に限られており、当初からの防疫体制での封じ込め作戦が奏功しているようだ。

ただ、京畿道の北朝鮮との非武装地帯DNZ内で10月2日、感染イノシシの死骸が発見され、また全体の感染ルートが判明していないことから、感染から発症までの4~21日あり、まだ予断を許さない。

それも、いったん感染が収まっても、感染イノシシ死骸のように、北朝鮮で蔓延しているアフリカ豚コレラウイルスがDNZから、感染ダニやウイルスが付着した小動物を経由して、韓国内のイノシシや豚に感染しない保証もなく、北朝鮮のウイルス駆除が韓国の完全駆除に必須条件と見られる。感染イノシシや豚の死骸の河川への廃棄でも、下流域の韓国では大問題となる。

服やヒト、小動物などに付着したアフリカ豚コレラウイルスは通常温度で数日間生息、イノシシや豚の死骸を放置した場合、内臓でのウイルスの生息期間は半年以上、

韓国当局は、北朝鮮側に共同防除の提案を行っているが、北朝鮮はロケットに夢中で何も聞こえないようで、音信不通となっている。
(北朝鮮では、アフリカ豚コレラの感染拡大で、更なる漁獲量の大増のノルマが漁民や兵士に課せられているものとみられる)
北朝鮮では今年5月、中国との国境地帯で感染が確認され、国際機関に感染を報告している。

 

[ 2019年10月 8日 ]

 

 

 


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