アイコン 韓国 液体フッ化水素の許可1件もなし 生産には支障はなしと

 

 

韓国の(噓吐きの)成允模産業通商資源部長官は11月13日、日本が7月上旬に半導体・ディスプレー材料3品目の韓国への輸出規制強化に踏み切って以降、主に半導体の製造工程で使われる液体フッ化水素の輸出許可は1件も出ていないものの、代替材の確保などにより国内企業の生産により支障が出る事態にはなっていないと説明した。

日本からはすでにフッ化水素ガスは、輸出申請に基づき8月末から韓国へサムスン電子やSKハイニックスに輸出している。そのガスの純粋度は不明。

韓国内企業の生産の実態は、日本から進出した合弁工場がステラ系と森田糸があり、ほかにも韓国独自企業もあり、半導体メーカーへ納品している。
日本からは中間材などがほかの名目で韓国へ輸出されている分もあるという(韓国の工場で5ナインまでの高純度フッ化水素を生産している)。
日本企業の中国の合弁会社からもフッ化水素や中間材が韓国へ輸出されている。
ステラケミファのシンガポール工場からもサムスン電子へ超純粋フッ化水素が輸出されるようになっている。

財務省が10月30日に公表した9月の貿易統計によると、半導体製造に使うフッ化水素は韓国向け輸出が100キロとなった。前年同月の3283トンからは激減している。日本政府は7月4日からフッ化水素など半導体材料3品目の輸出管理を厳格化し、個別案件ごとに輸出審査するようにしている。

<不正輸出疑惑>
日本から韓国へはフッ化水素を今年、1月に30キロ、5月に39,620キロ輸出している。韓国はそれらが不良品だったとして返品、しかし、返品されたのは120キロだけだった(但し、情報の確認未了)。
約40トン全部が不良品とは信じがたく、残りがどうなったか韓国政府は証明しなければ、日本政府は輸出許可できないという立場。

以前から中国へ迂回輸出されているとの話がある。それがサムスン電子やSKハイニックスの中国工場だけの分なのかなど詳細に証明することを日本政府は韓国政府に求めている。

韓国としては、迂回輸出は戦略物資の国際4条約(共産圏輸出を規制したココムに変わる条約)に加盟しており、韓国企業の中国工場だとしても違反となる。
ここでもまた国際条約違反となる。

ただ、フッ化水素の原料は中国の蛍石、ステラケミァや森田化学、ダイキンは中国では合弁会社でフッ化水素を生産しており、その中間材を中国から日本へ輸出して、日本で12ナインという超高純粋フッ化水素を国内生産している。
それは中国政府の政策がコロコロ変わり、また知財問題の技術情報の提供を義務付けたりするため、はたまた産業スパイなどから技術情報流出などを恐れての国内生産となっている。

蛍石の主産地は中国、ほかにはメキシコ、南アフリカ、モンゴルなどで生産され、メキシコにもフッ化水素の大手生産会社があるが、12ナインの製造はできない。

こうしたことから、日本は液化フッ化水素の輸出を韓国に対して止め、フッ化水素ガスの輸出を9月以降月に1・2件、許可している。

噓吐き成允模産業通商資源部長官の嘘は、ホワイト国協議開催を日本は2年に一度求め、各国と実施しているが、韓国とは反日の文政権になったこともあり3年以上開催されていなかった。
成長官は昨年6月、開催を呼びかけたが日本側の担当局長が不任だったため、開催できなかったと韓国の国会で発言した。しかし、不任などデタラメで局長は今年変わるまで在籍していた。成長官は平気で嘘をつく人物。世耕大臣(当時)がSNSで嘘だと表明して嘘がばれた。
今年2月と3月遅れている協議について、日本側が韓国側に協議開催を求めたが、韓国側は担当が不任だとして開催されず、7月の規制強化に至るまで韓国側から協議開催の要請もなかった(日本側に対する完全無視の一環がこうした事態を招いている)。

このこともあり、成允模長官の反日言動は激しいものになっているが、激しいだけに、ともに民主党内や大統領府ではウケが非常に良い。嘘がばれた発言などから、李首相から成允模長官はちょっと静かにせいと怒られていたが、すぐ息を吹き返している。

WTOで2回目の協議に入ることから、日本政府はさっさとこうした内容を世界に公表しながら、協議に入ることが求められよう。日本政府がいつまでも韓国を案じても韓国政府は日本政府をクソにしか思っていない。
 

[ 2019年11月14日 ]

 

 

 


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