アイコン 明治創業のハゴロモ(株)(広島)/自己破産申請


米飯メーカーのハゴロモ(株)(所在地:広島県福山市曙町3-25-11 代表:小川國司 )は3月31日、広島地裁において自己破産を申請した。申請代理人は堀口真弁護士(03-3273-2600)が選任されている。

負債総額は約33億円。

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同社は明治31年創業の老舗の府中味噌メーカー。同社は以前は給食事業も行っていたが子会社の瀬戸給食に事業譲渡し、最近は惣菜を主体に美容院やマッサージ店、不動産賃貸業を手掛けていた。平成26年3月期には約38億円の売上高を計上していた。

しかし、同業者間の競争が激化し、平成31年3月期には約14億円の売上高にとどまり、赤字を計上し業績不振に陥っていた。

財務面も過去の設備投資による借入金のほか、多業種への進出に伴う借入金も大きく、業績回復もままならず、子会社の瀬戸給食を民事再生申請させ、同社は事業継続を断念して今回の事態に至った。

なお、同社が経営していた美容室「オンリーカット神辺店」は、経営者が変わり、営業は継続されている。

別途、瀬戸給食の民事再生記事あり。

 

 

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[ 2020年4月 1日 ]
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