追報:ギフト用カタログ販売の北日本物産(株)(新潟)/破産手続き開始決定 負債18億円
既報。ギフト用カタログ販売の北日本物産(株)(所在地:新潟県燕市物流センター2丁目34番地 登記簿上の本店所在地:新潟県燕市物流センター2丁目30番地 代表:金子繁雄)は3月30日、東京地裁において破産手続きの開始決定を受けました。
停止時の負債総額は約18億円。
資本金は8800万円、従業員は42名。
同社は昭和22年に金物販売業として創業、その後、ギフト用品の販売に事業を転換し、受取人がカタログの中から自由に商品を選択できるカタログチョイス事業を主力に、調理油、調味料、乾麺、コーヒーなどの食品ギフトをはじめ、家電、寝具・衣料品、洋食器、日用雑貨等を取り扱い、新潟本店、東京、名古屋、大阪、福岡に営業拠点を設けて事業拡大、以前は約75億円の売上高を計上していた。
しかし、冠婚葬祭の簡素化やネット通販の台頭により需要低迷。さらに、卸先の倒産も相次ぎ、平成31年年3月期には約34億円の売上高まで減少し、財務内容も悪化させていた。
そうした中、スポンサー支援も模索されたが、粉飾決算が露呈し、金融機関の支援も打ち切られ、今回の事態に至った。
破産管財人には、小畑英一弁護士が選任されているとのこと。
破産債権の届出期間は令和2年5月8日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年7月27日午後3時。
事件番号は令和2年(フ)第1987号となっています。
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