アイコン (有)大成水産(愛媛)/破産手続き開始決定


 魚類養殖業の(有)大成水産(所在地:愛媛県南宇和郡愛南町樽見***)は3月26日、松山地裁宇和島支部において破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には、河野康之弁護士が選任されている。

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負債総額は約6億円。

同社は平成18年4月設立の魚養殖業者。地元沿海でタイ・カンパチを養殖し、以前は3億円以上の売上高を計上していた。しかし、過去の魚価低迷、飼料の高騰時期には業績不振に陥ったものの、魚価が天然ものの不漁もあり回復、だが、非正規雇用の拡大、その収入を穴埋めするために専業主婦が働きに出、調理にテマがかかる魚離れが進み、同社は売り上げ不振が続き、養殖設備にかかわる借入金も大きく、資金繰りにも窮し今回の事態に至った。

追、飲食店でこれまで持っていた魚価、新コロナの影響で、魚価が大幅に下落しているという。

 

 

 

 

[ 2020年4月 1日 ]
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