追報:貸店舗業の(株)メイト黒崎(北九州)/破産手続き開始決定 負債25億
既報。「クロサキメイト」の賃貸事業会社(株)メイト黒崎(福岡県北九州市八幡西区黒崎1-1-1、代表:重越謙二)は、5月11日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約25億円。
同社は昭和54年3月設立のJR鹿児島本線黒崎駅に隣接するショッピングモール「クロサキメイト」の賃貸事業会社。
クロサキメイトは昭和54年10月、「黒崎そごう」と「ジャスコ黒崎店」を核テナントとして「メイト専門街」とともに開店した。
ピーク時の平成3年2月期には約18億円の売上高を計上していた。
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しかし、平成11年に「ジャスコ黒崎店」が撤退、翌年の平成12年には「黒崎そごう」も撤退し、変わって平成13年からは西館に百貨店の井筒屋黒崎店が進出、東館には専門店がテナントとして入居していた。
しかし、新日鉄の八幡離れにより人口減少が進み、黒崎駅の乗降客数は減少の一途、全館売上高が減少し続け、平成31年2月期には11億円台の売上高にとどまった。
そうした中、現在核テナントの井筒屋の賃料引き下げ要請と縮小を受け、賃料収入は半減し、消費不況もありテナント入居はままならず、厳しい経営が続き、今回の事態に至った。
破産管理人には厚井乃武夫弁護士(電話番号:03-3256-8434)が選任されている。
既報記事
貸店舗業の(株)メイト黒崎(北九州)/自己破産申請 負債25億
[ 2020年5月21日 ]
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