アイコン K防疫 学べない韓国の新コロナ感染急拡大 検察総長潰しが最優先の文政権


新型コロナウイルスの現在感染者のうち、感染してから2日ほどで軽症の症状を見せ、若い人を中心に感染者の85%(うち5%前後が無症状のまま陰性化/検査時無症状でも軽症化する)が発症してから10日ほどで陰性化していく。
一方、全体の15%の人が軽症から中等症に進み、中等症の人は全体の12%の人は2~4日程度で、発症から14日までに陰性化する。
しかし、高齢者を中心に全体の3%が発症から10日前後で重症化し、全体の約1%の人が亡くなっている。
(日本では、12月11日現在23,990人が現在感染者数、578人が重症者、重症率2.41%、だが直近死亡者も重症者に入れる必要があり、ここでは3%とした。最近では重症者扱いされないまま亡くなる人も多い。政府広報では6月以降の致死率は0.9%としているが、昨今の感染者の急上昇とそれに伴う死亡者増により、12月だけ(1~11日)を見れば、致死率は1.542%まで高まっている/厚労省発表値から算出)

感染者の発生から10日ほど経過し、重症病床が必要となり、昨今の感染者の絶対数の急増とともに重症者も増え続ける。一方、治療法も改善されてきたため重症患者の病床日数は伸び、重症用ベッドが計画どおり空かず不足する原因にもなっている。それに加え、重症者急増に伴う医療関係者の不足が深刻化している。

医師によると、普段は患者2人を1人の看護師で見ているが、新コロナの感染者の場合は2人の看護師で1人の感染者を見なくてはならず、重症用ベッドを新たに作ったとしても、看護師を補充できなければ運営できない事態に陥り、既に陥っていると警鐘を鳴らしている。
  蛇口を閉めず、閉めさせず、今になって新コロナ洪水だと騒ぐ政府分会の褌発言・神発言の茶番。免罪符にはならない。前回も前首相が専門家会議をいろいろ発言するな・邪魔だと解散させて経緯がある。

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以下、韓国紙参照(一部当方加筆)

感染者は自宅で待機し、重症患者病室は埋まっている。新型コロナウイルス感染症の春の拡大初期に見られた大邱慶北医療崩壊の悪夢が首都圏で蘇っている。
その間、専門家らは「冬のコロナ対応」を強調してきた。韓国政府が1200億ウォン(約114億円)を投じて「K防疫」の宣伝広報に余念がなかったという批判も出ている。

韓国ではワクチンも不確か、契約を完了した唯一のワクチン、アストラゼネカ製は再度第3相の臨床に入っており、結果が良くて承認は早くて1月後半か2月になるとされ、それも開発段階に資金を提供し契約した国への供給が優先され、先日契約した韓国は大幅に供給が遅れることになる。

現在の韓国は、病室・医療スタッフ・ワクチンのない「3無」の冬を送らなければいけない状況に陥っている。

韓国の正月は、旧正月(2月11~14日)にお祝いし、新年は1月1日金曜日が公休日になるだけ、3連休となるが、効果的な抑制期間には足りない日数どころか、人が観光やレジャーに動けば、逆にウイルスを拡散することになる。

11日の韓国中央事故収拾本部によると、首都圏でコロナに感染しても自宅で待機する患者は326人にのぼる。9日の506人より減ったが、それは9日に生活治療センターがオープンし、軽症・無症状患者が減っただけ。
京畿道の重症患者治療病床は1つ残るだけだという。このため京畿道は11日、感染者6人を300キロ離れた全羅南道木浦に搬送した。
重症病床が3床しか残っていないソウルも11日、4床を増やして日々を乗り越えている。

先月初めは多くて一日4人だった死者数は最近7、8人に増えている。京畿道新型コロナ緊急対策班のイム・スングァン共同団長は11日のブリーフィングで、「もう民間医療機関と国立機関が(重症患者の病床を)共に確保すべきだが、そのような議論が感染拡大ペースより遅れているのが残念だ」と吐露した。

なぜこのようなことが生じたのか。
大韓医師協会の崔大集会長は11日、緊急記者会見を開き、「重症患者がさらに増えれば、適時に必要な治療を受けることができず死亡してしまうケースも生じる」とし「政府の職務放棄が、国民の生命を極度の危険にさらしている」と批判した。
国立中央医療院のチュ・ヨンス企画調整室長は「冷たい風が吹けばこのようなリスクを迎えると、すべての専門家が話してきた」とし、「政府は自信を持って防疫を中心に問題を解決すると主張して、現場の診療体制を相対的に軽視し、その代価を支払っている」と指摘した。

政府の対策は民間病院への呼びかけ、コンテナ病床の動員がほとんどすべて。
保健福祉部は11日、大学病院長緊急懇談会を開き、病床の確保を訴えた。ソウル大病院に重症患者モジュール病床(緊急プレハブ施設)48個を来年1月に設置し、新型コロナ拠点病院を3ヶ所指定することにした。
また、別の国立大病院に集中治療室の病床を拡充する方針。
しかし、医師・看護師の確保が容易でない。専門人員の養成に時間がかかるが、8ヶ月以上も対応なく過ごした。
チュ・ヨンス室長は「各病院に病棟を1つずつ出してほしいということは可能でも、専門看護人員がいないのが問題だ。予測と対応が本当に残念でならない」と話した。

首都圏のある公共病院の関係者は「9日に無理して病床を空けたが、医師がいないため患者を受け入れることができなかった」と伝えた。

その間、コロナ患者を担当してきた公共病院も厳しい状況。
イム・スングァン団長は「京畿道医療院傘下の6ヶ所の病院すべてが小さな病院であり、軽症患者の診療には献身するが、重症患者の診療の余力確保はほとんど不可能だ」と説明した。
政府は、気温が落ち始めた9月に重症患者担当看護師教育を始めた。年内に400人を養成するとし、12月4日に316人が修了した。
しかし、チュ・ヨンス室長は「このように養成される看護師は初歩の担当看護師」とし「熟練看護師を養成するには時間があまりにも短い」と話した。

中央事故収拾本部はこれとは別に看護人員プールを稼働する。
ある公共病院の関係者は「500人のうち直ちに投入可能な人員は10人ほど」と語った。
チョ・スンヨン仁川市医療院長は「重症患者に対応できるよう看護師と医師もすでに訓練されていなければいけない」とし「国公立大学病院は一般患者を減らして、秋に感染拡大に備えるべきだった」と指摘している。

<ソウル蚕室体育館に重症患者向けの病床を>
金宇柱高麗大九老病院感染内科教授は「政府は社会的距離を調節しながら来年ワクチンが出てくるまで持ち応えてみようと安易に考えているようだ」と指摘している。

大韓医師協会の崔大集会長は「政府が発表した4400万人分のワクチン確保接種主張について、実際には来年2月までに国内に入ってくるワクチンは一つもないという意見があちこちで提起されている」と話した。

専門家らは「これ以上ためらっている時間はない」と言う。
匿名を求めた感染内科教授は「今のような非常状況では、医療陣の動員が核心であり、一線の民間医療機関も応急手術以外の人員をコロナの火を消すために投入しなければいけない」と強調した。また、「米国は春、国家非常事態を宣言し、民間病院動員令を出した。我々も国立大学病院を先に、それでも足りなければ民間上級総合病院動員令を出す必要がある」と述べた。

ある公共病院の幹部は「熟練度が高い人員は大学病院にいる。大邱での大感染時、慶北大病院が動いたように、もう国立大学病院が別の重症患者を移してコロナ重症患者を受け入れなければいけない」と主張した。

しかし、鄭ギ碩翰林大呼吸器内科教授(元疾病管理本部長)は、「政府は今、上級総合病院や大学病院に重症患者病床を要請しているが、従来の重症患者を移す状況ではないため、根本的な対策とみることはできない」とし、「今年2、3月の大邱・慶北流行当時もコロナ病床を確保しようと、従来の重症患者・急病患者が超過死亡した」と憂慮している。
続いて、「公共病院であれ体育館であれ、政府がコロナ重症患者専門病院を用意しなければいけない」と指摘した。

大韓重症患者医学会長を務めたホン・ソンジン汝矣島聖母病院麻酔痛症医学科教授は、「上級病院が病室を1、2室ずつ出すよりも、公共病院をまるごと重症患者専門病院にし、上級病院の人員を派遣して診療するのが効率的」と提案した。

医師協もコロナ専用病院を指定し、重症患者病床を確保すべきだと勧告した。
金宇柱高麗大病院教授は、「病院をまるごと確保できなければ、蚕室体育館のような広い空間に重症患者用の病床(集団治療施設)を確保し、陰圧施設などを備えればよい」と提案している。(中国が武漢で医療パニックになったときに行った最後の手段)
以上、韓国紙参照

韓国は12月5日から料飲食店や映画館など午後9時までの営業というレベル2.5(最高3)に規制強化しているが、その効果はまったくまだ窺えない。

韓国も日本も同じ状態、しかし文在寅大統領は、新コロナ潰しより、自らの政権関係者の不正を捜査する検察総長潰しに全集中、独裁政権になる野望を貫徹するのが新コロナ対策より最優先だと血なまこになっている。・・・それはこん日の与党支配の国会と法務部が証明している。

増加し続ける感染者、日韓両国ともここまで増加させてしまっては、感染検査数の増加による封じ込めは不可能、直接、感染者を減らす方策を最大限採らない限り、感染者は増加し続け、重症者も死亡者もまた増加し続け、いくら重症者用ベッドを確保しても足りない状況に至り、医療関係者不足も伴い、医療パニックを引き起こす、国会が政治家が引き起こすことになる。

人-人感染、飛まつ感染だとして以外と見落としているのは接触感染、モノに付着したウイルスは、寒冷・乾燥により長寿命化しており手洗い消毒が欠かせない。今やマスクを万能化させ、クルーズ船のトング・ドアノブ・冊子による接触感染が教訓化されていないようだ。感染経路不明者の増加となり、その二次感染の高齢者施設や家族間感染の増加となっている。

コロナ潜伏期間

 


スクロール→

韓国首都圏の感染状況/韓国政府当局発表値

 

ソウル

京畿

仁川

小計

其他

総計

11/19

6,595

5,380

1,003

12,978

43.8%

16,676

29,654

11/30

8,272

6,390

1,276

15,938

46.6%

18,263

34,201

11/20~末

1,677

1,010

273

2,960

65.1%

1,587

4,547

日平均

152

92

25

269

 

144

413

121

153

86

16

255

56.5%

196

451

122

192

143

21

356

69.7%

155

511

123

260

137

22

419

77.6%

121

540

124

291

155

17

463

73.6%

166

629

125

数値調整のため?未公表

583

126

253

176

41

470

74.5%

161

631

127

231

154

37

422

68.6%

193

615

128

212

146

27

385

64.8%

209

594

129

264

214

46

524

76.4%

162

686

1210

251

201

37

489

71.7%

193

682

1211

250

225

37

512

74.3%

177

689

1212

359

268

42

669

70.4%

281

950

累計

11,211

8,443

1,637

21,291

51.0%

20,445

41,736

12月、12日間の平均

2,716

1,905

343

4,964

71.1%

2014

6,978

247

173

31

451

 

183

634

125日の分は公表されていないことから除外し11日間の日平均値

11/1911/30は累計値/其他は検疫含む

 

[ 2020年12月14日 ]

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