アイコン 韓国で亡くなる外国人 出稼ぎのタイ人が最多・今年も122人死亡 国連注視/韓国ニュース


韓国は2018年から大幅に最低賃金を上げたため、東南アジアからの出稼ぎ労働者が急増している。しかし、韓国は半導体など電子産業除いたら不景気が続き、出稼ぎ労働者たちの楽園では決しない。失業率は見た目には低いが、文大統領は官公庁に対して70万人以上の高齢者を臨時採用させ4.1%(11月)と失業率を低く見せている。出稼ぎタイ国人の年齢層とかぶる青年失業率(15~29歳)は8.2%(同)だが、就職をあきらめた人など入れれば25%前後まで跳ね上がる。

ソウルのタイ大使館に情報公開請求して入手したデータによると、2015年以降、少なくとも522人(年平均87人)のタイ人が韓国で死亡したが、このうち84%が、タイ語で「小さな幽霊」と呼ばれる不法な出稼ぎ労働者だった。

死因は10人に4人が不明とされるが、残りが健康関連、事故、自殺だった。

特に今年は、新コロナ惨禍、労働環境が悪化し、今年のタイからの出稼ぎ労働者の死亡数が12月半ばで既に122人と、過去の最多となっているという。
韓国は、対人に限らず不法滞在者が39万人と多く、それも都心で新コロナのステルス感染者の巣窟になっている可能性があると指摘されている。

ただ、こうしたタイ国人の自殺など大韓民国のイメージにマイナス要因になる報道は、韓国では保守系も左派系も一切報道せず、事件があった場合のみしか取り上げない。

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2019年末 韓国滞留外国人/韓国当局

総数

2,524,656

6.6%

<国籍>

 

構成率

中国

1,101,782

43.6%

 うち朝鮮族

701,098

27.7%

ベトナム

224,518

8.9%

タイ

209,909

8.3%

米国

156,982

6.2%

日本

86,106

3.4%

<目的>

 

前年比

就業資格者(主に出稼ぎ)

567,261

22.4%

結婚移民

166,025

4.3%

留学生

180,131

12.1%

<年齢構成>

 

構成率

20代

650,033

52.0%

30代

664,515

2019年末時点の不法滞在者

不法滞在者

390,281

13.8%

 


どこの外国人よりタイ国人の死亡者数が多かったという。
こうした事態を受け、国連は解明のための調査を呼び掛けている。
国連の国際労働機関(ILO)の出稼ぎ労働の専門家、ニリム・バルアー氏は「気掛かり(なデータ)だ。注意と調査が必要だ」と指摘し、「不法な出稼ぎ労働者は保護が最も手薄で、健康と安全の点で懸念がある」と述べている。

韓国にいるタイ人出稼ぎ労働者や、その後に帰国した人々、人権団体、タイ当局者らへの取材によると、韓国にいる何万人もの不法出稼ぎ労働者は過労状態にあり、医療にアクセスできない上、本国送還を恐れて搾取を通報しない傾向があるという。

両国政府とも出稼ぎ労働者の死亡についての統計を公表していない。
このためコロナ禍で多くの外国人労働者がリスクにさらされたままになっているにもかかわらず、彼らの労働状況にほとんど注意が払われていない。待遇改善のための調査も実施されていない。人権派弁護士の文在寅大統領の国が韓国。

国連移住機関(IOM)は、「懸念すべきもの」であり、状況を注視しているという。
タイ外務省のデータによると、国外で働いているタイ人は合法、不法含めて少なくとも46万人。行き先のトップは40%の韓国で約18万5000人にのぼる。
韓国では母国で働くよりもはるかに高い所得が得られる。
タイと韓国は、1981年から一定期間のビザ免除協定を結んでいる。労働専門家によると、多くのタイ人が職を求めて韓国に入ったのは2018年の平昌冬季五輪を控えた時期で、そのまま工場や農場の不法就労者として残った。

<きつい汚れ仕事>
ソウルのタイ大使館によると、韓国で働くタイ人18万5000人の約1割だけが、「雇用許可制度(EPS)」と呼ばれる専門の制度を通じて合法的に働いている。
残り16万6千人は、小さい幽霊、すなわち不法出稼ぎ労働者で、タイでブローカーに高額の手数料を払って外国での職を斡旋してもらっている。手数料には渡航費用や滞在費用・金利まで含まれる。
こうした出稼ぎ労働者は、90日間と定められたビザ免除の滞在期間を過ぎると、不法滞在となる。
しかし、出稼ぎ労働者によると、韓国での稼ぎは普通、最低でも月120万ウォン(1100ドル)で、タイの最低賃金の3倍以上とされる。

タイ外務省によると、在外大使館には全ての在外同胞人に対し、その法的立場にかかわらず気を配る義務がある。ただ、不法移民にアクセスするのは難しいとも説明しているという。

ソウルのタイ大使館は、現地の病院や警察からの報告に基づき、勤務中の死亡であれ在宅時の死亡であれ、出稼ぎ労働者の死亡データを集計している。
大使館によると、遺体はすべて検死されるが、個別の結果は非公表という。
同大使館の当局者は「タイからの不法出稼ぎ労働者は就寝中に不慮の死を遂げることが多い。おそらく過労や、健康に問題を抱えているのに適切な医療処置を受けなかったことなどが原因だ」と説明。「こうした労働者はきつい汚れ仕事を引き受けているが、韓国の医療制度にはアクセスできない」と話した。

<わたしたちは小さな幽霊>
韓国で働くタイ人不法労働者や、元不法労働者7人に話を聞いた。
彼らが話したのは、
最低賃金に満たない給与や、不衛生だったり危険だったりする労働環境での休みなしの勤務の実態だった。
32歳の女性ニドさん(仮名)は、清州市の簡易ホテルで清掃の仕事をしていたが、今年7月に熱を出して床に伏せった。
勤務シフトは1日15時間、休日は月にわずか1日と、韓国の労働法に違反する労働環境だった。熱で消耗し、ほぼ4ヶ月働くことができなかったという。
「あのときは、このまま寝入ったら二度と目が覚めないのではと不安に思った」と語る。

今はマッサージ師として働くが、韓国で職に就くため、2016年にブローカーに10万バーツ(3330ドル)を払って以来、10番目の仕事だという。
ニドさんは病気で倒れた後、ソウルのタイ大使館に帰国支援を求めた。今は待機者リストに載っているというが、大使館のデータによると、新コロナ事態もあり、同リストで、韓国で待機しているのは現在1万人もいるという。
「結論はあらかじめ出ているみたい。わたしたちは小さい幽霊で、(タイ政府にとっても)違法にここに来るのを選んだのだから、我慢しろということよ」とニドさんは話す。
不法出稼ぎ労働者に無料で医療を提供する慈善団体もあるが、現在はコロナ禍でそのサービスにも支障が出ている。

<法の枠外>
タイ労働省によると、雇用許可制度を通じて韓国で働くタイ人労働者とその家族は、病気や死亡に際しては当局から金銭支援を受ける資格がある。しかし、同省当局者は、問題は大半の出稼ぎ労働者が不法滞在で、法の保護の外にあることだと話す。

タイ政府は近年、啓蒙ビデオ作成や、たちの悪い人材採用ウェブサイトの取り締まりなど、海外での不法就労を防ぐ措置をいくつか導入した。
しかし、労働者の人権保護に取り組む活動家らは、それでは問題は解決しないと指摘する。
タイ政府が、海外で国民が合法な状態で働きやすくする制度を整えるべきだとも訴える。

元出稼ぎ労働者のタイ人男性(51)はかつて、ブローカーの斡旋で入国したところ、最終的に大邱市の養豚場に送られた。
休みは1日もなかった。3ヶ月働いても給与が支払われなかった時、男性は逃亡を決めた。
抜け出す前、寝ていた部屋の壁にタイ語で警告メッセージを残した。「タイの仲間達へ。ここに働きにやられたら、給料はもらえないと心得よ」と。
以上、ロイター参照

韓国の人たちは成り上がってしまい、東南アジアの人たちに対して差別意識が強い。しかし、労働の対価のお金を3ヶ月も支払わないなどいくらなんでも異常過ぎる。

文大統領とそっくりの異常さ、検察が文大統領の側近たちの不正捜査に入った瞬間、文大統領は「検察改革」を叫び、自らが就任させた検事総長を「忖度」しなかったとして、職務停止2ヶ月の懲戒処分に、しかし、韓国の良識ある行政裁判所が文大統領の処分を違法として職務停止処分を停止させた。文大統領は子飼いの秋法務長官は判決の日に、検事たち2人以上での外食禁止を通達、昼飯を出前で取るそうだ。いくらコロナ下であっても、ここまで文氏に忖度するとは気が狂っている。
今や異常な世界の最先端を自ら行く韓国。

[ 2020年12月26日 ]

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