アイコン 東日本大震災10年 続く地震


<東北地方太平洋沖地震>
2011年3月11日14時46分18秒
震源地:三陸沖、仙台市の東方約70キロ
深度24キロ、M9.0、震度7、
津波:最大9.3メートル(相馬港)/公式外では場所によっては13メートル記録
地震種:海溝型地震、衝上断層型
犠牲者:ほとんどが津波による死亡
死者:19,749人
行方不明者:2,561人
余震:M5以上950回
副事:東京電力:フクシマ第一原発水素大爆発
津波により電源喪失、水素を放出するベント設計構造問題が明らかになっている
広域住民の大移動、
損害額:21.5兆円(2016年経済産省試算)、今後も増加へ。
フクシマ原発大爆発関連死を含めた死者数:1,600人
2021年2月8日現在のフクシマ原発避難民数:28,505人(福島県公報値)
喉元を過ぎませぬように・・・。

以下、NHKの報道によると、

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東日本大震災の発生から10年となるが、マグニチュード(M)9.0の巨大地震の影響は、今も続いている。
専門家の東北大学の遠田晋次教授の分析では、震源域を取り囲むように地震活動がなおも活発な地域があり、特にプレートが沈み込んでいる「日本海溝」の外側では、地震の頻度が巨大地震前の10倍以上になっているところもあるという。「地震活動が活発な状態は長い期間続くことが考えられ、強い揺れや津波への警戒を続けてほしい」と呼びかけている。

<高い津波もたらす“アウターライズ地震”>
三陸沖では、特に太平洋プレートがユーラシア大陸プレートに沈み込んでいる「日本海溝」の外側で地震活動がとりわけ活発で、場所によっては巨大地震前の10倍以上になっているところもある。
この領域で起きる地震は「アウターライズ地震」と呼ばれ、岩手県釜石市の東方沖200キロの三陸沖プレート境界で起きた1896年(明治29年)の明治三陸地震(M8.2~8.5)から37年後の1933年(昭和8年)、M8.1の昭和三陸地震が起き、東北の沿岸に大津波が押し寄せて死者・行方不明者は3000人を超えた。

2月13日、福島県沖では最大で震度6強の揺れを観測する福島県沖地震(M7.2)が発生したが、巨大地震のあと福島県沖の一帯で地震活動が活発な状況が続いていたことから、2月の地震も巨大地震の影響で起きたとみている。
福島県沖に限らず、岩手県沖から千葉県にかけての沖合では、こうした強い揺れを伴う地震にも引き続き警戒が必要だと指摘されている。

<関東地方でも地震活動は高止まり>
茨城県や千葉県付近、東京湾、それに房総半島の沖合などでは巨大地震の前と比べ、地震の多い状態が続いている。これも巨大地震の影響を受けたものと見られ、今後とも大きな地震が発生する可能性は高く、地震・津波とも長期間注意が必要としている。
以上、東北大学の遠田晋次教授への取材に基づいたNHKの報道参照

一度あることは何度でもある。
有史以来の大津波の度重なる系譜、さらには明治三陸地震、昭和三陸地震の津波が教訓化されなかった。僅かに教訓化していた地域や防災訓練をしっかり行っていたところでは犠牲者が少なかった。

0311_02.jpg

↓世界で稀なプレートが重なり合った日本の国土
三陸沖には最深部8,020mの日本海溝がプレート境界に存在。
トラフは海底6000メートルまでの海溝
0311_03.jpg
 

[ 2021年3月11日 ]

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