(株)アースノート(沖縄)/破産開始決定 負債額17億円
農学研究所の(株)アースノート(所在地:沖縄県名護市伊差川498-1-403号 代表:徳永毅)は3月1日付、那覇地裁において破産手続きの開始決定を受けました。
要約は次のとおり、
スクロール→
破綻企業 要約 |
||
1 |
破綻企業名 |
(株)アースノート |
2 |
本社地 |
沖縄県国頭郡宜野座村惣慶1388、 |
本店登記:沖縄県名護市伊差川498-1 |
||
3 |
代表者名 |
徳永毅 |
4 |
設立 |
2007年5月 |
5 |
資本金 |
10億7554万円 |
6 |
業種 |
・ソルガム育種、バイオエネルギーのエタノール生産用や糖生産用、飼料用に生産・加工販売 ・テーラーメイド育種によるオリジナルF1品種の作出とその種子生産販売など |
7 |
売上高 |
2016年12月期 5,865万円 |
2017年12月期 16億5,144万円 |
||
9 |
破産日 |
3月1日/破産手続きの開始決定 |
10 |
裁判所 |
那覇地方裁判所 |
11 |
破産管財人 |
畑知成弁護士(みちしるべ法律事務所) |
電話:098-988-9090 |
||
12 |
負債額 |
約17億円 |
13 |
特記事項 |
報告会は6月24日午後3時より |
14 |
破綻事由等 |
・アフリカ原種のソルガムから糖、飼料、エタノール燃料を採取するための育種とインドネシアでの栽培を手がけていた。 ・これまで、農水省などの機関や県から多くのプロジェクトを受託してきたが、エネルギーの時代は植物由来から、再生可能エネルギーや水素に変わり、新農業ゲノムプロジェクトなどは縮小され続けてきた。 ・こうしたベンチャーには早期の投資回収が求められようが、研究開発費や先行投資に費用が嵩み続け、海外事業者への販売も回収不能になるなど、資金繰りを悪化させていた。 ・時代は変わり支援するところもなく事業継続を断念した。 ・国のプロジェクトなどにいつまでも期待していたらろくなことはなく、早期の自立が必要だった。資本金10億円+負債額17億円の計27億円を事業投資に費やしたことになる。 |