(有)浜すし(高知)/破産手続き開始決定 新型コロナ関連倒産
続報。飲食店経営の(有)浜すし(所在地:高知県南国市大涌甲*** )は3月15日付、高知地裁において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。
申請時の負債総額は約5億3千万円。
資本金3000万円。
同社は昭和48年1月創業、昭和53年8月に法人化へ、新型コロナの影響で業績が急激に悪化、資金繰りや後継者問題などにぶち当たり事業を断念、今回倒産の事態となった。
破産管財人には、小泉武嗣弁護士が選任されているとのこと。
財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年6月15日午後1時30分。
事件番号は令和3年(フ)第65号となっています。
要約は次のとおり、
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破綻企業 要約 |
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1 |
破綻企業名 |
(有)浜すし |
2 |
本店所在地 |
高知県南国市大そね甲1504-8 |
3 |
代表者名 |
浜田英城 |
4 |
創業 |
1973年 |
設立 |
1978年8月 |
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5 |
資本金 |
3000万円 |
6 |
業種 |
結婚式・宴会 |
経営店舗 |
「グレース浜すし」、「レストラン浜すし」、「居酒屋はま」 |
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7 |
売上高 |
2020年7月期 約2億5000万円 |
8 |
破綻内容 |
自己破産申請 |
9 |
裁判所 |
高知地方裁判所 |
10 |
破産申請日 |
3月11日 |
11 |
申請代理人 |
加藤明俊弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所) |
電話:06-6231-3210 |
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12 |
破産管財人 |
未決定 |
13 |
負債額 |
約5億5千万円 |
14 |
破綻事由等 |
・新コロナの影響により利用客大幅減 |
・同社は1980年に結婚式や大宴会ができる「浜すし会館」をオープン、バブル時代の1993年に大改修し「グレース浜すし」としてリニューアルオープン、同施設内で、結婚式や宴会、および「レストラン浜すし」、「居酒屋はま」を営業していた。しかし、リニューアル直後のバブル崩壊により、業績は低迷、借入金も大きく、厳しい経営状態が続いていた。そうした中、新コロナにより、結婚式や宴会が激減、レストラン事業や居酒屋事業も客足低迷、前代表の濱田英城氏が今年急逝したこともあり、事業継続を断念した。 |