アイコン 厚労省 無認可工場生産の韓国製LDS注射器は大丈夫か 新コロナワクチン用

日本政府=厚労省が昨年夏、ワクチン接種用に日本メーカーに対して緊急に大増産させて調達した約2億本の注射器(5回分用)。
米ファイザー製ワクチンではバイアル(瓶)で取る量が6回分であり、「最小残余型(LDS)注射器」でなければ2割のワクチンを廃棄することになり、日本政府は緊急に韓国のプンリム・ファーマテック社に対して約8000万本の購入要請を行った。
(現在は日本メーカーもLDS注射器を急遽生産開始したが生産量は僅少。すべては厚労省の情報不足によるもの。LDS注射器は糖尿病のインスリン注射用のバイアルで使用されている)

<無認可工場で注射器生産>厚労省がLDS注射器発注メーカー
4月23日、韓国政府が「K防疫の快挙」と広報した新型コロナワクチン接種用の「最小残余型(LDS)注射器」を製造している「プンリム・ファーマテック」社で、保健当局の許可がないままで新工場の生産設備を1ヶ月以上にわたり稼働させていたとの疑惑が浮上したと韓国で報じられている。
これは群山市内の「セマングム産業団地」内にあるプンリム・ファーマテック新工場。

「無許可生産」が事実ならば、医療機器は「製造および品質管理基準(GMP)の認証を受けた施設でのみ生産しなければならない」という韓国の法律に違反したことになる。
プンリム・ファーマテック社は3月から群山市内の新工場に従業員を投入してLDS注射器の主要部品を一日20万~30万個ずつ生産している。設備は24時間稼動で、生産された注射器のシリンダーとピストン、針のキャップ、安全装置などは近くの本工場に送られ、完成品に組み立てられるという。
同社は中小ベンチャー企業部やサムスン電子グループから支援を得て増産体制を取り、米国や日本など20ヶ国余りから2億6千万本以上の供給要請を受け4月から順次輸出している。

 

<異物混入注射器問題>A社とはドゥウォンメディテック社
韓国政府が4月16日までに、新型コロナワクチン接種用注射器に不具合が生じ、全国の保健所・療養病院などに配布された注射器70万本を回収していたと報じられている。

問題の注射器を納品したのは、医療機器を製造するA社の「最小残余型(LDS)」注射器、A社はこれまでに120万本を納品し、うち50万本は既に接種に使用されたという。
医療従事者が注射器にワクチンを入れる時、注射器内に繊維のように見える異物を発見して発覚、一部は注射器の目盛りが消えていたり、不正確だったりしたという。ワクチン接種の医療関係者からの問題申告だけでも20件あっているという。

韓国の疾病管理庁は今年7月までにA社から2750万本、新亜洋行から1250万本LDS注射器計4000万本の納品契約を交わしている。
このうち、問題があったのはA社の納品分で、4月14日までに122万700本が保健所・療養病院などに供給され「不具合」が見つかった。
新亜洋行が既に納品した384万3200本についてはこのような問題はなかった。

韓国政府は当初契約を予定していたプンリム・ファーマテック社ではなく、問題のA社と新亜洋行からLDS注射器の納品を受けている。
輸出を主とするプンリム・ファーマテック社の注射器は1本当たり800~1000ウォン(78~97円)前後であるのに対し、A社と新亜洋行の製品は1本当たり88~98ウォン(8~9円)ほどだという。
防疫当局関係者は「プンリム・ファーマテック社の製品は高いため、国内接種には使用できなかった」としている。
「不具合のある注射器」を供給していたA社は、現在注射器の生産を一時中止し、生産設備を変えているという。
以上、朝鮮日報、ロイター通信、中央日報など参照

韓国マスコミが踊り・文在寅大統領自らが宣伝しまくるK防疫は信頼性に欠け、ボロが出すぎ。

<どうするのだろうか日本・厚労省>
すでにプンリム・ファーマテック社から無許可・無認可の工場で生産されたLDS注射器が日本へも輸出されているという。
厚労省は、
1、国内勢にはうるさいが、韓国勢のプンリム・ファーマテック社が無認可工場で生産しし、納品したLDS注射器について、どう対応するのだろうか。
2、プンリム・ファーマテック社との契約自体をどうするのだろうか、
3、今後のプンリム・ファーマテック社からの日本納品分は、韓国政府機関が工場を認可してからの生産分に切り替えるのだろうか。
4、日本では5月からいよいよ本格的な大量接種が始まろうとしているが、プンリム・ファーマテック社製の注射器を使用せず、間に合うのだろうか(同社工場はまだ認可されていない)。
5、これまでプンリム・ファーマテック社から納品を受けたLDS注射器、未使用分はどうするのだろうか。

世界では、ワクチンの争奪戦とともに注射器の争奪戦が繰り広げられている。注射器はワクチンより、生産会社も多く手に入りやすいが、千万・億本単位の各国政府機関からの購入要請であり、世界では注射器も不足に陥っている。

すべての問題はインドに凝縮されている。
それは日に30万人以上が感染するという異常事態に、世界最大のワクチン受託生産国であり注射器生産国であるインドが、自国優先主義を採用し、国外へのワクチン供給量が減少していることにある。
米国でさえ、ワクチンの輸出禁止・輸出を許可制にしており、欧州=EUも輸出を認可制にしており、インドがそうした措置をとっても、国際社会は何もいえない状態となっている。当然、それは注射器についても同じ。

<中国のワクチン外交>
この間に中国がワクチン外交に積極的に乗り出している。借金の漬け物国にしてきた新興国や今後ターゲットにしている国に対して、大量に供給し、さらに借金漬けにして経済属国にする算段である。
しかし、中国製ワクチンは有効性の問題があり、チリやトルコなど、ロックダウンして大量接種していても、変異株が猛威をふるい感染者が減少せず、手を焼いている。
チリ当局はシノバック製の1回目の有効性は18%(2回での有効性は公称50~83%)。そのため1回目の接種を拡大させるより、2回目の接種を優先させると方針に切り替えている(米ファイザー製は1回目だけで80%の有効率)。

同じく中国国営シノファーム製のワクチンを接種したUAEでは、ワクチン接種率が上昇し続けているが、有効性が低く、感染者数が3月10日~4月25日まで日の感染者数が2000人前後と高止まりして減らず、すでに3回目の接種を始めている。
但し、ワクチン効果が出ているのか不明だが感染者数に対する死亡者数は減ってきている。

<LDS注射器(左)と赤く残量が残った通常の5回用注射器>
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UAEの感染者の現状と進むワクチン接種>

スクロール→

UAE 感染者数とワクチン

人口

998万人

累計感染数

510,738

累計死亡数

1,571

 致死率

0.30%

ピーク 1月末~2月第1

日に3,500

310日~425日現在

日に2,000人前後

ワクチン OWM

425日現在

接種回数

1,019万回

人口比接種回数率

103.07%

人口比接種率

51.38%

2回以上接種者数

384万人

人口比2回以上接種率

38.8%

 

[ 2021年4月26日 ]

 

 

 


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