新コロナ破綻 「沼津物産センター味工房」の(株)山一コーポレーション(静岡)/自己破産へ
貸事務所の(株)山一コーポレーション(所在地:静岡県沼津市岡宮***)は3月15日、事業を停止して破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約11億円。
資本金は1000万円。
同社は昭和57年1月に設立、「沼津物産センター味工房」などのテナント業をしていたが、業績が低迷する中、新型コロナの影響で資金繰りが悪化し事業を断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士は、福地明人弁護士(電話番号:055-934-3000)が任命されている。
破綻企業 要約 |
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破綻企業名 |
(株)山一コーポレーション |
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本社地 |
静岡県沼津市岡宮1271-1、 |
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代表 |
植田京子 |
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設立 |
1982年5月 |
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資本金 |
1000万円 |
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業種 |
不動産管理業 |
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売上高 |
ピーク、約7億円 |
2020年9月期、約1.5億円 |
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破たん |
2021年3月15日 |
事業停止、自己破産申請の準備中 |
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代理人弁護士 |
福地明人弁護士(福地・杉山法律事務所) |
電話:055-934-3000 |
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負債額 |
約11億円 |
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破綻内容 |
同社は不動産を有し施設を開発し、その賃貸管理を業としていた。東名高速沼津インター近くに所在するドライブイン「沼津物産センター味工房」や「ジャンボひものセンター」を運営していた。同社は長期の消費不況の影響を受け、観光客の集客が減少し続け、売上不振が続く中、今般の新コロナにより、さらに売上減少の歯止めがかからなくなり、3月15日に両施設の閉店を告知していた。同社は借入金による不動産開発であったこともあり、借入負担が重たく、資金繰りにも窮し今回の事態に至った。 |