アイコン (株)南京軒食品、(株)マルナンフード(東京)/民事再生申請 新型コロナ関連倒産


中華麺製造販売とラーメン店のフランチャイズ事業運営の(株)南京軒食品(所在地:東京都品川区小山4-15-3 代表:三浦健太郎)と関連で「元祖札幌や」運営の(株)マルナンフード(同所、同代表)は4月21日、東京地裁において民事再生法の適用を申請し、同日に監督命令を受けた。

負債総額は2社合計で約8億円。

(株)南京軒食品の資本金は9400万円、同社は昭和48年3月に設立、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって自主再建を断念し、ラーメン店「元祖札幌や」を運営する(株)マルナンフードととも今回の措置となった。

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なおスポンサーは決定しており、事業は継続中とのこと。

申請代理人は本多一成弁護士(電話番号:03-6206-1310)ほかが、監督委員には伊達雄介弁護士(電話番号:03-3239-5360)が選任されている。

 


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(株)破綻企業 要約

1

破綻企業名1

(株)南京軒食品

2

破綻企業名2

(株)マルナンフード(ラーメン店「元祖札幌や」運営)

3

本社地

東京都品川区小山4-15-3(1・2同)

4

代表

三浦健太郎(1・2同)

 

↓南京軒食品

5

設立

1985年2月

6

創業

1914年

7

資本金

9400万円

8

業種

中華麺の製造販売

9

売上高

ピーク、約15億円

2020年2月期、約5億円

10

破たん

2021421

民事再生法の適用申請(1・2とも)

11

裁判所

東京地方裁判所

12

申請代理人

本多一成弁護士(TF法律事務所)ほか

電話:03-6206-1310

13

負債額

南京軒食品が約6.5億円

マルナンフードが約1.5億円

14

破綻内容

南京軒食品は老舗の中華麺の製造販売会社。しかし、最近ではラーメンブームも衰退し、売上高の減少が続く中、今般の新コロナ惨禍により、麺納品先のラーメン店や中華料理店の営業時短・集客減少により同社の売上高は激減、同社は資金繰りに窮し、過去の設備投資にかかわる借入金も大きく、民事再生により財務内容の改善を図り、再起をはかるため今回の申請となった。

老舗で顧客を有しており再建は可能と見られる。

 

[ 2021年4月22日 ]
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