住宅建築業の(株)協栄(群馬)/自己破産へ 新型コロナ関連倒産
建築、リフォーム工事の(株)協栄(所在地:群馬県館林市富士見町7***)は4月28日、事業を停止して破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約6億円。
資本金は5000万円。
同社は昭和47年9月に設立、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって事業を断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士は、青木一郎弁護士(電話0276-49-5537・いちろう法律事務所)ほかが任命されている。
以下要約。
スクロール→
破綻要約 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)協栄 |
2 |
本社地 |
群馬県館林市富士見町7-20 |
3 |
代表 |
中村弘 |
4 |
設立 |
1972年9月 |
5 |
資本金 |
5,000万円 |
6 |
業種 |
住宅建築業 |
7 |
売上高 |
ピーク期、約12億円 |
2020年3月期、約3億円 |
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8 |
破たん |
2021年4月28日 |
事業停止、弁護士一任、 |
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自己破産申請の準備中 |
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裁判所 |
未定 |
9 |
申請代理人 |
青木一郎弁護士(いちろう法律事務所)ほか |
電話:0276-49-5537 |
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負債額 |
約6億円 |
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破綻事由 |
同社は住宅建築業のほか、不動産分譲事業にも進出し、地域地盤を確立していた。しかし、大手住宅メーカーや大手ローコスト住宅会社などが営業地盤に進出して競争激化に陥り、受注が減少し続ける中、今般の新コロナにより、さらに業況悪化、不動産分譲事業における借入額も大きく、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。 |