負債14億超 爆発騒ぎのテスナエナジー(株)(東京)/破産手続き開始決定 バイオ発電
木質バイオマス発電プラントのテスナエナジー(株)(所在地:東京都千代田区神田多町2-5 代表:山本貴士)は4月28日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約14億6000万円。
同社は平成26年5月に設立、木質バイオマス発電プラントを総合的に手掛けていたが、爆発事故を起こすなどトラブルが続き業績が低迷、資金繰りがひっ迫したため、今回倒産の事態となった。
破産管財人は永沢総合法律事務所の堀江良太弁護士(電話番号:03-3273-1800)が選任されている。
破産債権の届出期間は令和3年6月2日まで。
以前テスナエナジー(株)が起こした事故のニュース記事。
破綻要約 |
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破綻企業名 |
テスナエナジー(株) |
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本社地 |
東京都千代田区神田多町2-5 |
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代表 |
山本貴士 |
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設立 |
2014年5月 |
5 |
資本金 |
4,000万円 |
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業種 |
バイオマス発電の企画、設計施工 |
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売上高 |
2019年3月期、約5億円 |
8 |
破たん |
2021年4月28日 |
破産開始決定 |
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裁判所 |
東京地方裁判所 |
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破産管財人 |
堀江良太弁護士(永沢総合法律事務所) |
電話:03-3273-1800 |
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負債額 |
約29億円 |
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破綻事由 |
同社は施工した山形県の「山形バイオマスエネルギー」の発電プラントが2019年2月爆発、負傷者が出て、その後信用失墜、債務超過状態に陥り、資金繰りにも窮していた。 補助金放出の政府のバイオマス事業推進もCO2問題や原発稼動優先策によりすでに冷めている。 |