アイコン 負債26億 (株)コスメティック・アイーダ(神奈川)/破産手続き開始決定  新型コロナ関連倒産


続報。化粧品等製造の(株)コスメティック・アイーダ(資本金9050万円、大和市中央林間5-20-5、代表神谷文夫氏ほか1名)は4月27日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約26億円。

資本金は9050万円。

既報記事:神奈川の(株)コスメティック・アイーダが自己破産申請 負債26億 新型コロナ関連倒産

スポンサーリンク
 
 

同社は昭和56年4月に創業、昭和59年4月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあり事業を断念、今回の事態となった。

なお事業は他社に譲渡している。

破産管財人は嵯峨谷法律事務所の嵯峨谷厳弁護士(電話番号:03-3261-3965)が選任されている。

 

 

コスメティック・アイーダ 工場
コスメティック・アイーダ宮城工場

 


スクロール→

破綻要約

1

破綻企業名

(株)コスメティック・アイーダ

2

本社地

神奈川県大和市中央林間5-20-5

3

代表

神谷文夫

4

設立

1984年4月

5

資本金

9050万円

6

業種

化粧品の製造販売会社

7

売上高

ピーク期、約14億円

2020年3月期、約12億円

8

破たん

2021年2月2日、自己破産申請、保全処分

2021年4月27日、破産手続きの開始決定

9

裁判所

東京地方裁判所

10

破産管財人

嵯峨谷厳弁護士(嵯峨谷法律事務所)

電話:03-3261-3965

11

負債額

約26億円

12

破綻事由

同社は植物由来の化粧品を製造販売し、一定の顧客を有し、有力化粧品メーカーにOEM供給も行い、14億円以上の売上高を計上していた。しかし、東日本震災で宮城工場が被災し大打撃を受けた。工場は補助金などを受け再建させたが、その間の客離れ、設備投資にかかわる負担増などから業績を悪化させていた。

ここにきて、新コロナ感染症によるテレワークの増加や外出自粛により化粧品離れが進み、同社は資金繰りに窮し、今年2月に破産申請、その上でファッションや日用雑貨品を扱う(株)アントレックス(東京)の子会社に事業を譲渡していた。

 

[ 2021年5月11日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧