追報:(株)九設(大分)/破産手続き開始決定 建設業倒産
続報。給排水・空調工事の(株)九設(所在地:大分県大分市津守500 代表:田島貴博氏ほか)は5月10日、大分地裁において自己破産を申請した。
負債総額は約30億円。
資本金は2000万円。
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破綻要約 |
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破綻企業名 |
(株)九設 |
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本社地 |
大分市大字津守500 |
3 |
代表 |
田島貴博 |
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設立 |
1996年3月 |
5 |
資本金 |
2000万円 |
6 |
業種 |
管工事業 |
7 |
売上高 |
2015年2月期、約50億円 |
8 |
破たん |
2015年5月10日 |
自己破産申請 |
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2015年5月11日 |
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破産手続きの開始決定 |
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裁判所 |
大分地方裁判所 |
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申請代理人 |
松田健太郎弁護士(まつだ総合法律事務所) |
電話:097-535-1515 |
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破産管財人 |
中山陽介弁護士(弁護士法人アゴラ) |
電話:097-537-1200 |
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負債額 |
約30億円 |
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破綻事由 |
同社は大分から福岡や熊本、北九州などへ進出、大手ゼネコンや地場ゼネコンの下請工事で業容を拡大させていた。しかし、4月27日福岡県警から同社役員らが暴力団と関係しているとして北九州市などへ通報され、北九州市から指名排除措置を受け、ほかの公共機関からの指名停止は必至、さらに取引先や受注先からの信用失墜を憂慮して、事業継続を断念した。 こうした処分を受ければ大手ゼネコンは発注してくれない。 |