アイコン 鉄骨工事の(有)後大建設(東京)/破産手続き開始決定 新型コロナ関連倒産


鋼構造物工事の(有)後大建設(所在地:東京都江東区大島3丁目*** )は4月28日付、東京地裁において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。

負債総額は約4億円。

資本金は500万円。

同社は昭和54年3月に設立、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって事業を断念、今回倒産の事態となった。

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破産管財人には、鈴木みき弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和3年6月2日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年7月29日午前11時。

事件番号は令和3年(フ)第2437号となっています。

 


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破綻要約

1

破綻企業名1

(有)後大建設

2

本社地

東京都江東区大島3-21-2

3

代表

鈴木明大

7

設立

1979年3月

8

資本金

500万円

9

売上高

2017年2月期、約3億円

2019年2月期、約2億円

10

業種

鉄骨工事業

11

破たん

2021年4月28日

破産手続きの開始決定

12

破産管財人

鈴木みき弁護士(光和総合法律事務所)

電話:03-5562-2564

13

裁判所

東京地方裁判所

14

負債額

約4億円

15

破綻事由

同社は鉄骨工事をゼネコンから受注した鉄骨工事業者。橋梁からビル建築工事まで幅広く手がけてきたが、ゼネコンはけっして下請けに儲けはさせず、同社は長年資本蓄積ができないまま経過してきた。こうした中、新コロナにより、工事遅延や中止が相次ぎ、同社は急速に資金繰りを悪化させ、今回の事態に至った。

大手ゼネコンは言い値で受注しなければ他社に仕事を回すと常套文句で脅迫、協力企業は安値受注をし続ける結果をもたらしている。

今般のスーパーゼネコンの大きな経常利益と経常利益率、内部蓄積だけではなく、協力業者にもいくらかは配分すべきではなかろうか。

 

[ 2021年5月21日 ]
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