鳥羽相差温泉の「浜の雅亭一井」（株）松浪（三重）／民事再生手続き開始決定　新型コロナ関連倒産

続報。ホテル運営の（株）松浪（所在地：三重県鳥羽市相差町１５２２－２７　代表：井村光雄氏ほか）は５月１２日、東京地裁において再生手続き開始決定を受けた。　

負債総額は約１２億円。

資本金は１０００万円。

（株）松浪（三重）／監督命令　ホテル運営

同社は昭和４３年５月創業、昭和５１年７月法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって自力での事業継続を断念、今回の措置となった。

申請代理人はＰＬＡＺＡ総合法律事務所の小幡朋弘弁護士（電話番号：０３－６２６２－７７２０）ほかが任命されている。

事件番号は令和３年（再）第２５号となっています。

以下要約。

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破綻要約
1	破綻企業名	（株）松浪
2	本社地	三重県鳥羽市相差町１５２２－２７
3	代表	井村光雄
4	設立	１９７６年７月
5	資本金	１０００万円
6	売上高	ピーク期、約９億円
6	売上高	２０２０年４月期、約４億円
7	業種	観光ホテル「浜の雅亭一井」経営
8	破たん	２０２１年５月１２日
8	破たん	民事再生・再生手続きの開始決定
9	申請代理人	小幡朋弘弁護士（ＰＬＡＺＡ総合法律事務所）ほか
9	申請代理人	電話：０３－６２６２－７７２０
10	監督員	大西裕弁護士（丸市綜合法律事務所）
10	監督員	電話：０３－３６６７－０８９９
11	裁判所	東京地方裁判所
12	負債額	約１２億円
13	破綻事由	同社は伊勢志摩観光の鳥羽市の相差温泉にある新鮮な魚介類をメインにした観光ホテル経営会社。以前は、２つのホテルを有し広域から観光客を集客していた。しかし、消費不況に売上不振が続き、老朽化もあり創業からの「ホテル松浪」を閉鎖、現在は「浜の雅亭一井」に絞って営業してきた。しかし、今般の新コロナ事態に集客は激減、経営不振に陥り、今般、民事再生により、多額の負債を軽減させ、再生を図ることにしたもの。

[ 2021年5月20日 ]