捜査を受けた(株)テクノシステム(神奈川)/弁護士一任・民事再生意向 負債150億
再生可能エネルギー事業者の(株)テクノシステム(所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 代表:生田尚之)は5月17日、同日までに法的申請の準備に向けた事後処理を弁護士に一任した。
なお東京地裁において民事再生法の適用を6月上旬に申請する予定とのこと。
負債総額は150億円、神奈川県としては今年最大の負債額となっている。
資本金は10億5048万7615円。
同社は平成21年1月創業、平成21年12月に法人化へ、急成長していたものの、電力買い取り価格の低下により業績が低下、資金繰りも逼迫し、自力での経営継続を断念、今回の措置となった。
担当弁護士は、リーガルキュレート総合法律事務所の高柳孔明弁護士(電話番号:03-6206-1436)が任命されている。
以下要約。
破綻要約 |
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1 |
破綻企業名 1 |
(株)テクノシステム |
2 |
本社地 |
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 |
3 |
代表 |
生田尚之 |
4 |
設立 |
2009年12月 |
5 |
資本金 |
10億5048万円 |
6 |
業種 |
再生可能エネルギー事業会社 |
7 |
売上高 |
2019年11月期、約161億円 |
8 |
破たん |
2021年5月17日 |
弁護士一任/民事再生申請意向 |
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9 |
受任弁護士 |
高柳孔明弁護士(リーガルキュレート総合法律事務所) |
電話:03-6206-1436 |
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10 |
裁判所 |
東京地方裁判所の予定 |
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負債額 |
約150億円 |
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破綻事由 |
同社はソーラー発電やバイオ発電などを投資家向けに開発販売し、管理や運営も手がけていた。しかし、開発費の借り入れや政府の電力の買取価格低減から、事業が苦しくなり、投資家への支払いが滞るようになり、一部では投資家から裁判も起こされる事態に至っていた。 |
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東京地検特捜部4月28日までに、太陽光発電関連会社(株)テクノシステム(横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワーC棟19階)が、金融機関から融資金をだまし取った疑いがあるとして、詐欺容疑などで同社や関係先を家宅捜索した。
<SBISLと深い関係> 4月2日、SBIホールディングスは、傘下の金融仲介会社SBIソーシャルレンディング(SBISL/東京)が、投資家から出資を募ったファンドで、投資勧誘の際に金融商品取引法に違反した恐れがあり、元本相当額の返還作業を進めると発表していた。同社はこのため、2021年3月期に損失を計上すると発表。税引前利益に最大約150億円の影響が出る見通しとなっていた。 |
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