アイコン 令和最大負債1000億超 バブル時代全盛の(株)東京商事(東京)/特別清算開始命令 軽井沢開拓者


ホテル・レジャー施設の運営をしていた(株)東京商事(所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 代表清算人:岩本孝)は4月22日、東京地裁において特別清算開始命令を受けた。

負債総額は約1004億8000万円。

資本金は2000万円。

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同社は昭和48年3月に設立、業績が低迷する中、事業を新会社に譲渡し解散、今回の措置となった。

申請代理人は和田倉門法律事務所の石井亮弁護士(電話番号:03-6212-8100)が任命されている。

事件番号は令和3年(ヒ)第2017号となっています。

 


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破綻要約

1

破綻企業名

(株)東京商事

2

本社地

東京都中央区日本橋堀留町1-8-12

3

代表

代表清算人 岩本孝

4

設立

1973年3月

5

資本金

2000万円

6

業種

ホテル・レジャー施設運営会社

7

売上高

ピーク期、約130億円

8

破たん

2021年4月22日

特別清算の開始命令

9

裁判所

東京地方裁判所

10

申請代理人

石井亮弁護士(和田倉門法律事務所

電話:03-6212-8100

11

負債額

約1000億円

12

破綻事由

同社はバブル時代に「ホテルグリーンプラザ軽井沢」や「軽井沢おもちゃ王国」などを経営。ホテルやゴルフ場など運営するグループの中核企業であった。しかし、バブル崩壊で巨額の借入金の返済にめどはつかず、不動産を大幅損切りで処分するなどしてきたが、それに伴い同社は大幅な債務超過に陥っていた。金融機関が債権をハゲタカに売却するなどし、同社も交渉により再編を進め、2018年に事業を新設した()日本商事に譲渡、同社は巨額の負債だけを残した状態で解散を決議していた。

なお、「ホテルグリーンプラザ軽井沢」などは別の会社で通常通り運営されている。

 

[ 2021年5月11日 ]
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