アイコン サッカー「コパ・アメリカ」南米ブラジル大会 82人感染/人事ではない


ブラジルのボルソナロ大統領は、新コロナに対し単なるインフルエンザだと対応が遅れ、また、その独裁振りから米国ともギクシャクしてワクチン取得にも失敗し、国民の批判を受け、やっと新コロナ対策を採ったのは自らも感染した今年3月末、それまで防疫対策を採る州政府と軋轢を深めたものになっていた。

そうしたこともあり、中国が州政府に肩入れし、すでにワクチンは8,648万回、百人当り40.68回、/1回以上接種した人は人口比29.3%/2回接種完了者は同11.4%となっている。
感染者数の累計は1,792万人、累計死亡者数は50万2千人、最近の感染者数は日に7~9万人となっている。人口は2億14百万人。(ブラジル型は免疫逃避があるとされ、中国製ワクチンの効果は限られようか)

そのブラジルで開催中のサッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」、無観客で行われているが、各国の選手やスタッフが新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されるケースが相次ぎ、18日までに82人が陽性判定受けたという。
主催者は「感染対策は厳格に行われている」とする声明を発表しているが、大会の感染対策に従わなかったことを認めるチームも出るなど、対策が徹底されていない実態も浮き彫りになっている。
以上、

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中南米の各国で新コロナの感染者数が減少している国は少ない。そうした中で開催すること自体無謀ともいえる。

世界ではまだ毎日30万人以上が感染しており、ワクチン接種も欧米や中東産油国など進んでいる国とそうでない国の開きも顕著になっている。いまだ増加中の国もいくらでもある。

東京五輪もそうした中で開催されることから、水際対策が最重要になってくる。
しかし、これまでの厚労省検疫当局の対策は、自民党の議員が述べるほどじゃじゃれ漏れ状態であり、直すことは不可能に近い。今後、五輪が近づくに連れ一度に大量に入国してくることから、その管理もまた難しい。いろいろな局面で通訳がいなければ言葉さえ通じない。
防疫対策をしっかり行ってくれることを祈るばかりだ。五輪に参加して帰国後感染が確認されたら、日本の信用にもかかわる。

こうしたブラジルやチリ、コロンビア、ウルグアイ、アルゼンチンなどから選手団がやってくる。

菅首相は宣言が出たら無観客にすると述べているが、宣言を出すも出さないも菅首相であり、事前に宣言の目安を数値化して示すことが必要ではないだろうか。最近は病床の利用度にしているようだが・・・。急激な感染増でも重症者用ベッドが逼迫するにはかなりの時間がかかる。何か心得てらっしゃるようだ。

 

[ 2021年6月21日 ]

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