騒乱の名護漁業協同組合総会(古波蔵一派によるクーデター未遂事件)
令和3年6月25日、名護漁協(安里政利組合長)は名護市内で総会を開いたが、役員編成で総会は荒れに荒れ、今月7月12日、改めて役員編成会議を開くこと
で一旦閉会している。
(平成30年、古波蔵氏に代わって新しく組合長になった安里政利組合長)
平成30年(2018)9月19日、名護漁協は名護市内で臨時総会が開かれ、当時の古波蔵廣組合長を含む全役員13人が解任に賛成が48人、反対が31という圧倒的多数で解任されていた。
(マスコミの取材を受ける前の組合長・古波蔵廣氏)
6月25日の総会は組合長返り咲きを企む前の組合長、古波蔵氏と古波蔵一派によるクーデター未遂事件だと言われている。
古波蔵氏と全役員13人が解任された平成30年(2018)9月19日の臨時総会は一部の組合員が役員改選を求めて開かれていたが、改選請求の理由書は
「名護漁業協同組合理事会において、辺野古移設に関する事項について幾度に渡り怠慢な不当行為は組合への忠実義務違反であり、組合に対しても多大な損害をもたらし、その責任も重大」としていた。
解任後、古波蔵氏はマスコミの取材に対し、「選挙法に基づいて処理した。12年間お世話になった。これからは補償問題には関わらない。もう引退させていただく」と答えていたが、地元関係者の話によれば古波蔵氏は解任直後から3年後の再登板を虎視眈々と窺っていたと証言している。
あれから3年、古波蔵氏はこの日のために数名の役員達に用意周到に毒饅頭を食らわせていたとの情報も寄せられている。
第2弾につづく。
日刊セイケイ・編集長・中山洋次