アイコン 工藤会トップ死刑判決 良く聞く捨て台詞にネットざわつく

24日、福岡地裁において、福岡県で市民が襲撃された4事件を指揮命令したとして、殺人罪や組織犯罪処罰法違反などに問われた特定危険指定暴力団工藤会(本部・北九州市)トップで総裁の野村悟(74)、ナンバー2で会長の田上不美夫(65)両被告の判決がでた。

足立勉裁判長は野村被告を「4事件の首謀者」と認定したうえで、「一般市民を襲撃した犯行動機や経緯にくむべき余地は皆無だ」と述べ、午前10時、求刑通り死刑を言い渡した。

しかし問題はその後、午後4時頃に主文が言い渡されると、野村被告は足立勉裁判長に対し、「(裁判は)全然公正じゃない」「生涯後悔するぞ」などと大きな声を上げ、田上不美夫被告も威圧ともとれる「東京の裁判官になって良かったね」という発言を吐いたことが話題となった。

ネット上では「事実上の脅しだろこれ」「組員がなんかやらかすんじゃないか?」「死刑になるやつのために危険を冒すかね?」などの声が上がっていた。

以上、報道より参照

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福岡では、過去に民主党政権において復興担当相をしていた故松本龍の親族の会社の会長が足を刺されるという事件もあった。

議員の会社だろうが容赦しないその姿勢に当時の福岡県民も戦々恐々であった。

その当時の記事が福岡の建設業界の裏話を詳しく書いていたので再掲する。

 

松本組の曽我部会長刺される 松本龍衆議のお膝元の会社  平成24年6月

26日午前9時ごろ、福岡市南区大橋2丁目のデイケアサービスセンター駐車場で、建設会社「松本組」(福岡市東区)の曽我部会長(80)=福岡市城南区=が、男に右太ももを刺された。命に別条はない。
刺した男は、身長1メートル60~75。紺色の作業着姿でヘルメットをかぶり、黒色の250ccオートバイに乗り逃走したという。
曽我部会長は、奥さんをデイケアサービスセンターに送り届け、待たせていた乗用車の後部座席に乗り込もうとした時、いきなり男に背後から刃物で刺されたという。
 
会長は、別の建設会社役員の長男と2世帯住宅に居住。今月13日にも、長男の住居部分に刃物を持った男が現れ、長男の妻に対して現金を要求する強盗未遂事件があったといい、警察では今回の事件との関連性も含め調べている。

松本組は、今回の事件は、13日の事件と関係がある可能性はあるが心当たりはまったくない。会社に嫌がらせや脅迫は来ていない。幹部会でも注意喚起していたと話しているという。
 松本組は、部落解放同盟を率い「部落開放の父」と称された故松本治一郎氏が起こした地場ゼネコンである。今でも福岡県内を代表する建設会社で、現在は、民主党松本龍衆院議員の実弟の松本優三氏が社長を務めている。松本優三氏は福岡県建設業協会の会長でもある。

曽我部氏は、松本組の前社長であった故松本英一(元衆議院議員)社長時代に、松本組や業界を実質取り仕切り、大手ゼネコンも泣く子も黙る存在であったとされる。
しかし、2000年に福岡市役所で発生した一連の贈収賄談合事件で逮捕され、松本組から身を引いた。当時に、東区の松本優三社長宅に対して発砲事件も生じていた。
曽我部氏はその後、刑もあけた2005年、会長として松本組に復帰した。

しかし、大手ゼネコンの団体である土工協が、談合廃止宣言をし、大手ゼネコン各社から談合係が飛ばされ消え、時代もすっかり変わってしまった。

曽我部氏が復帰した背景には、当時、福岡市内で幅を効かせてきた山崎福岡市長(当時)派のゼネコンの存在があったとされている。
また、松本組の曽我部氏らが下請けとして育て上げた企業群の中にも、曽我部氏が留守中に一人前となり、松本組と冷え切った関係になっていた企業も出ていた。

松本優三社長は、福岡県建設業協会の会長として、政治(兄)との関わりを清算するため、自社の協力会まで実質解体、業界の体質改善にも尽力していた。しかし、談合の新興勢力の台頭に頭を痛める問題が続発。そうした中での曽我部氏復帰であった。

しかしながら、曽我部会長復帰も、その間の急激なる建設業界の時代の変化に付いていけず、辣腕・豪腕だったその実力は影を潜め、今では会社の重鎮として形式的に内外に睨みを効かせる存在にとどまっていたとされる。

そうした中で発生した今回の事件は、県内の業界に驚きをもって受け止められている。

福岡県は全国一指定暴力団数の多い県である。抗争事件や民間企業への発砲事件も多発している。九電元会長宅や西部ガス社長宅も手榴弾攻撃を受け、サブコンの型枠工事会社の会長が射殺されるなど、暴力団の仕業とみられている数々の悲劇も生じている。(指定暴力団外の暴力団が別に山とある)

ゼネコンを暴力団が狙う場合、挨拶料の要求に対しての拒否などてせある。しかし、民間発注の病院にあっては、理事長・院長・事務長などに対しての裏金の支払は当たり前の世界。官庁関連工事では、利権議員たちにより、水面下で落札ゼネコンまで決定しているといわれている。また、天下り人脈による官民合体談合も後を絶たない。

事件になるケースでは、利権議員らにより内定していた地場ゼネコンが、予定通り落札できなかった場合、そのゼネコンに組していた下請けの末端下請企業の関係者が、予定していた仕事がなくなったとして、正規に受注したゼネコンを襲撃するという事件も過去発生していた。そうした事件では、暴力団ではなく、跳ね返り分子のチンピラが事件を実行するケースもある。

(利権議員たちは、落札ゼネコンに対して、下請指名や材料仕入会社指名・生コン・人夫出し指名まで細かな要請をしている。いくらでも下請けの受注先から礼金が貰えるという体質は今もって改善されていないのが実態だ。利権議員たちのこうした行為は、大義名分により事件にはならないが、民間人がお願いに行くと恐喝事件になるから恐ろしい。)

今回の事件には関係ないだろうが、松本組は、これまで実績多々のダム工事を受注している。ダムにはダンプや人夫出しが付物であり、その流れもいろいろあり、利権問題とともに問題が発生しやすい事業でもある。
2012年4月、発注:福岡県企画交通課/受注:鹿島・飛島・松本JV/案件:五ケ山ダム堤体建設工事/受注額163億3千万円(当工事も今に始まったものではなく、関連の侵入道路開設工事など、以前から大量に発注され、松本組はそうした事業も受注していた。ということは、この現場関係での事件とは捉えにくい)

福岡市では、地下鉄七隈線の延長工事(南天神-博多駅間)が行われることが決定した。松本組は、過去、地下鉄七隈線工事で大林組とともに大きな損失を出したこともあるが、延長工事の発注はまだ先のことである。
不況や官庁工事の減少で仕事が建設業者の末端企業まで減っており、不況型で破綻していく建設関連企業が全国で後を絶たない。
今回の事件は、そうしたことから、受注を逃した末端の跳ね返り分子の可能性もあり、不況や福岡県警の圧力により収入源が細り続ける暴力団関係者かも知れない。

結果、曽我部氏が何故狙われ、刺されたのかは今のところ不明である。

<松本組>
建築工事はまだしも土木工事では、地場ゼネコンに発展性がなく、1975年に開始された福岡地下鉄工事でも地場で唯一松本組が中洲の現場を受注していたが、今でも地下鉄工事ができるのは地場では松本組だけであり、そうした高い土木技術力を有している。
前期の松本組の売上高は、下記の通りであるが、得意な大型土木工事も減り、一時200億円を超えていた売上高も官庁工事の減少に連れ、69億円まで売上高を落としている。
官庁工事の減少に対して、同社は、社有や同社関係で豊富な不動産(福岡空港の大地主)を有していることから、チマチマそうした所有不動産をデベロッパーに売却して、見返りに建築工事を受注しているのが実情でもある。
当然、イロイロな官庁工事も受注し、民間建築工事も積極的に受注に走っている。そうしたことから、今では建築工事が、同社売上高の6割を占めるようになっている。安そうな民間現場も受注していた。

[ 2021年8月25日 ]
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