アイコン 村田製作所 福井の武生事業所で98人のクラスター発生


村田製作所は25日、製造子会社の福井村田製作所(越前市)の主力拠点、武生事業所でクラスターが発生したため、25日から31日まで操業を停止すると発表した。

24日までに協力会社を含む従業員計98人の陽性が判明している。

武生事業所は主力の積層セラミックコンデンサーの生産拠点。

協力会社を含め、約7000人が勤務している。操業停止期間中、全従業員を対象にPCR検査を実施する。
以上、

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同社製品が不足すれば、スマホやパソコン、サーバー、コンピュータなど多岐にわたり世界の電子製品工場の生産に支障が生じることになる。
福井県でも感染者は増加している。
デルタ株は感染力が桁違いに強く、社員食堂でさえ一緒に食事すれば感染リスクが大きい。
工場などでは直接的な飛まつ感染のほか、ドアノブやトイレの蛇口、各種フイルム・シートなどにウイルスが付着した間接感染にも注意が必要だ。

日本の製造会社や協力企業の従業員の人は、ワクチン接種の効果が現れるあと1ヶ月間、感染対策を自ら強化するしか対策はない。
職場接種もワクチン供給量の問題から中断されている状況下にある。武生事業所の例は全国どこの製造会社にも当てはまる問題だ。

↓下記表で、最近の感染者発生実数はほとんど武生製作所関係と見られるが、事業所だけでも7000人、村田製作所は行政とともに感染者の濃厚接触者の家族や知人も徹底して検査しなければ、9月1日、陰性者を全員ラインに戻しても、再度感染が広がる可能性がある。行政がしなければ、時間を争うことから、民間検査会社に至急依頼して工場外の濃厚接触者を全員検査してもらうべきだろう。

ベトナム・ホーチミン市(旧サイゴン)のサムスン電子の家電工場(7千人の工場)では、市そのものがロックダウン、軍隊が市全域に展開し監視しているという。サムスン電子は工場内に従業員を寝泊りさせ稼動させているが、稼働率は30%まで落ちているという。

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[ 2021年8月26日 ]

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