アイコン 桜島 不穏な動き山体膨張


鹿児島地方気象台は、桜島で山体膨張を示すわずかな地殻変動が9月13日から引き続き観測されていると発表した。
南岳山頂火口と昭和火口からおおむね2キロの範囲で、噴火や爆発に伴う大きな噴石や火砕流への警戒を呼び掛けている。

桜島から約400キロ南に位置する諏訪之瀬島でも噴火し続けている。最近は月に1~2回噴火し、今月も14日、17日に噴石を伴う噴火を生じている。

霧島火山帯、
北から阿蘇カルデラ、姶良カルデラ(桜島一帯)、鬼界カルデラ(本土から南へ50キロ、薩摩硫黄島等、7300年前破壊的噴火)から南西諸島・台湾・フィリピンに至る。
霧島火山帯は、大陸プレートにフィリピンプレートが毎年8センチ沈み込む形で重なり合い、大陸プレートを押し上げ、これまで、多くの火山を生み、島々を隆起させ、台湾山脈を形成させてきた。

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その一角に阿蘇山も櫻島も硫黄島も諏訪瀬島御岳もある。
フィリピンでも7月、ルソン島のタール火山が噴火していた。

プレートも細分化すれば、九州の南部まで北からユーラシア大陸系のアムールプレートが張り出し、西からユーラシア大陸系の揚子江プレートが張り出している。九州や鹿児島から沖縄に至る東側で、フィリピンプレートとぶつかり、南海トラフ、琉球海溝を形成している。
海溝は水深6000メートル以上、トラフは6000メートル未満を言う。

↓姶良カルデラ、中央は櫻島
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[ 2021年9月17日 ]

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