アイコン 下地幹郎氏、衆議院選出馬明言、選挙後に来夏の参議院選に無所属で出馬表明か?第二弾


下地幹郎
(崖っぷち下地幹郎)

きょう、10月14日、衆院が解散され維新の会を除名されている下地幹郎氏(60歳)は、事実上、無所属から無職に転身した。

その下地幹郎氏が、きょう、10月14日、午後7時、那覇市内ロワージールホテルで開かれた拡大会議において19日公示される衆議院選挙に出馬すると明言した。

スポンサーリンク
 
 

生き残りを図った自民党復党も頼みの二階幹事長が失脚、同期のスガちゃんも総理総裁を退陣、最後の綱だった保守合同の会も事実上解体するなど、下地氏に最後に残された生き残り策は衆院選挙後の来夏参議院選挙への出馬表明しか残されていない。

崖っぷちに立たされた下地氏の悪足掻きの次の一手が10月20日衆院選応援の為に来沖する同期のスガちゃんへの来夏の参議院選挙出馬の打診という妙手(悪手)を打つしかない。

保守合同
(保守合同の会事務所)

下地幹郎氏は2020年1月、IR汚職事件で逮捕された男性から100万円を受け取ったことが暴露され日本維新の会から除名処分になっている。

その後、下地氏は保守合同の会(未来の会)を立ち上げ、自民党沖縄県連に対し、1区で共産党に議席を奪われている自民党の弱味に付け込み、自身の出馬を取り止める見返りとして、自民党への復党を働きかけ、あの手、この手で生き残りを画策してきたが、自民党沖縄県連は下地氏の復党を頑として拒み続けてきた。

看板なしの保守合同
(看板を下ろした保守合同の会)

あれだけのキャリアがありながら、あそこまで自民党復党を拒まれるということは、本人の不徳以外の何物でもない。
孔子の教えに「民に信無くば立たず」、とういう教えがあるが、あれだけ民に信用の無い政治家は立つべきではない。

二階、下地のサムネイル画像
(失脚した二階幹事長)

下地氏が立候補を予定している沖縄1区は前回と同じ顔ぶれで共産党の赤嶺政賢氏(73歳)と自民党の国場幸之助氏(48歳)それに下地幹郎氏(60歳)の3人が争うことになる。

4年前の選挙では赤嶺氏が60,605票、国場氏が54,468票、下地氏が34,215票、オール沖縄に推薦された赤嶺氏が国場氏に約6000票の差を付けて当選、国場氏が比例で復活、当選した赤嶺氏と下地氏の得票差は26000票の差があり、国場氏と下地氏の差も約20000票の差があった。それでも下地氏は日本維新の会の比例枠で最後に復活し、1区の候補全員が当選するという極めて珍妙な選挙結果だった。

共産・赤嶺
(共産党・赤嶺政賢氏)

今回、赤嶺候補はオール沖縄から金秀グループが脱退、自民党支援に回ったことや、沖縄県議会議長の赤嶺昇議長の自民党支援表明など、かなりの票が国場氏に流れると見られることから、苦戦が予想されている。

自民党・国場幸之助氏
(自民党・国場幸之助氏)

国場氏は派閥の長である岸田文雄氏が総理総裁となり、勢いは日に日に増してきており、赤嶺氏とはほぼ横並びだと見られている。

下地氏は前回に比べ後援会も弱体化しており、さらに日本維新の会の票も見込めないことから、前回から大きく票を減らすと思われ、25000票前後取れるか、取れないかと思われる。

衆院選後、下地氏が生き残るためには、自民党が惨敗し、自身の票を誇示し、選挙後直ぐに来夏の参議院選挙への無所属での出馬を表明、自民党に共闘を呼び掛ける抱きつき作戦以外にない。

その根回しの第一弾として10月20日、自民党候補(島尻愛子氏・3区候補)の応援の為に来沖する前総理のスガちゃんこと、菅義偉氏が飛行機に乗る前を捕まえて市内パシフィックホテルに誘い込み、選挙後、自身の来夏参議院選挙への出馬を打診する作戦と思われる。

島尻
(菅氏が応援しに来る島尻愛子氏)

下地幹郎に贈る言葉も義理もないが、下地幹郎を見ていて思うことがある「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もある我が身かな」である。

日刊セイケイ・編集長・中山洋次

[ 2021年10月15日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧