アイコン 21日のNYダウ 急騰の原油は、最高値のビットコインは


21日の NYダウは▲0.02%安の35,603.08ドル、IBMとインテルの業績不安が先行し反落した。ナスダックはテスラの業績好調が寄与して、前日比0.62%高、94.02ドル高の15,215.70ドルとなっている。

 

ビットコイン

20日に66,775ドルを付けて最高値を更新したビットコインは、利食い売りに押されたのか21日から22日にかけ▲5.11%安の62,617.16ドルで推移している(22日07時36分現在)。

今後のビットコインは、プロシェアーズやヴァルキリーがナスダック市場で上場したETF(投資信託)の動向にも注意が必要となる。仮想通貨はすべて投機であり、金余りは仮想通貨市場で金を生む手段となり、株式同様、貧富の差の象徴になりつつある。

世界では金が有り余っていることから、金銭投資・投機市場に流れ、暴落の下値も限界がある。結果、資源・エネルギー高も演出している。

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原油価格WTI

原油価格は、米国の暖冬予想で一時大幅安となった。

米WTI原油先物価格は、20日には一時84ドル台を付け、21日も83.95ドル付けたが、22日には一転、米国の暖冬予想が出され、81.19ドルまで下げた。しかし、22日07時48分現在前日比0.23%安の82.47ドルまで持ち直している。東アジアはラニーニョ現象により厳冬になることが予想されており、途中で米暖冬と相殺された可能性もある。

今後の原油価格はOPEC+αが11月以降の生産量をどれほど増産するかにかかっている。欲深いサウジの王様とロシアが合体しており予測困難。LNGも価格急騰に供給元のロシアと需要国のEUが喧嘩している。

 

10兆円

日本政府は、原油高でほくそ笑んでいるという。ガソリン価格は今や163円台、このまま続くと仮定した場合、日本政府には、揮発油税と揮発油税にも消費税をかけた税金がたんまり入り、どっかの試算ではその額は10兆円にもなるそうだ。

しかし、原油高はドルベースと円安により、日本では2重に値上がっており、国民にとって選挙どころの騒ぎではない。政府はさっさと備蓄原油を放出して価格を安定させるか、揮発油税に消費税をかけているインチキ税制を是正すべきではないだろうか。インチキ国会が認めても国民は認めない。

結果、製品価格や物流費用が高騰し、景気を悪化をさせ、ほかの税収が減り、儲かる単純計算どおりにはならない。このままだと岸田式資本主義も茶番になってしまう。

[ 2021年10月22日 ]

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