アイコン 沖縄4選挙区:自公善戦 当初の予想を覆しそうな勢い


世論調査では自公が劣勢を伝えられていた今回の衆院選だが、(朝日新聞+共同通信)の期日前投票出口調査を見ると、長崎も沖縄も案外、予想以上に自公が善戦していることがわかった。

きょうは、fbから篠原章さんの投稿を紹介する。

 

スポンサーリンク
 
 

篠原章
https://www.facebook.com/akira.shinohara1

1027_01.jpg
【沖縄4選挙区:自公善戦 当初の予想を覆しそうな勢い】

総選挙は、一時騒がれたような自民大幅減、立憲共産躍進という結果は予想できそうもない。与党10〜20減、野党10〜20増に終わりそうだ。微風は吹いても大風はなしということだろう。

ぼくが注目している沖縄4選挙区については、予想以上に自公が善戦しており、「オール沖縄3 自公1」という現状に変化が訪れる可能性もある。
以下、要点のみ列挙する。

1.沖縄4選挙区の期日前投票出口調査(朝日新聞+共同通信)をみると、自公候補がかなり善戦しているように見える。この調査に限っていえば、「4選挙区中、沖縄2区を除いた3選挙区で自公候補が当選」ということもありうる。

2.ところが、電話での複数の世論調査の結果を見ると、自公候補がやや優位なのは沖縄4区のみで、他の3区の自公候補に勝ち目はなさそうに見える。

3.どちらの調査が実際の10月31日の「結果」につながるかというと、ぼくはまだ電話世論調査を無視できないと思っているが、以下の点を勘案すると、意外にも「自公好調」の流れが膨らむ可能性もある。

4.期日前投票調査については、以下のような分析が可能である。
(1)10月25日に発表された沖縄タイムス・朝日新聞の世論調査と期日前投票調査の結果が対応しており、激戦の沖縄1区で自公候補が勝ち抜ける可能性がある。逆に接戦の沖縄4区で自公候補が僅差で負ける可能性もあるし、自公候補が両方とも勝つ可能性もある。

(2)期日前投票は好調で前回の約1・5倍ということだが、当日足を運ぶ有権者は予想以上に減るのではないかと思われる。沖縄の場合(全国的にも共通の傾向が見られる)、高齢であればあるほど外出の習慣が損なわれており、期日前投票に出かけた高齢者を除くと、高齢者の投票する意欲は大幅に減退する可能性が高い。そうなると高齢者層の支持の高い「オール沖縄」にとってより不利になる。

5.以上を勘案して現段階での暫定的な結論を求められれば、当初の予想を覆して、
沖縄1区 自公
沖縄2区 オール沖縄(社民)
沖縄3区 自公
沖縄4区 自公
となる可能性が高い。自公が上記3議席のうち1議席を失うとしても、「自公2 オール沖縄2」になる。

したがって、「議席数」だけに着目すると、自公対オール沖縄は「3対1」または「2対2」となり、政治の流れに着目すれば実質的に「自公勝利」ということになる。

6.こうした流れが今後も続けば、来年の沖縄県知事選挙でオール沖縄の候補は相当な苦戦を強いられると予想することができるだろう。

[ 2021年10月27日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧