アイコン モデルナと米国立衛生研究所が特許権をめぐり喧嘩 モデルナNIHの3人認めず


米国立衛生研究所(NIH)のフランシス・コリンズ所長は10日、米バイオ医薬品会社モデルナ社の新型コロナウイルスワクチンの開発にはNIHの研究者が大きく貢献したと述べ、同ワクチンの特許の共有者としての権利を求めて裁判で争う姿勢を示した。

コリンズ氏は「モデルナが、今大きな儲けを生んでいる新型コロナワクチンの開発で重要な役割を担った人々を共同発明者として認めないのは重大な誤りだ」と指摘した。NIHは、特許を巡るモデルナとの対立を円満に解決しようとしてきたが、実現しなかったと述べた。

米紙ニューヨーク・タイムズは9日、モデルナがコロナワクチンの中核的な特許について、NIHの研究者3人を共同発明者から除外したと報じていた。
以上、ロイター

最近、モデルナの株価が急落していた理由のようだ。

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実質NIHが主導したワクチン開発、ベンチャーのモデルナと組んでワクチン開発にいたった。当然、NIHにも共同特許権が認められようが、モデルナはそれを拒否したようだ。米国のこうした国営の研究所は民間企業とタイアップして実用化の研究を進めている。その一環でモデルナと組んだようだが、相手が悪かったようだ。
モデルナにすれば今後の共同研究は見込まれなくなろうが・・・。
どこまでモデルナに開発力があるのか不明だが、今回のワクチンで巨額を手にすることから、研究者を同業社から高額で引っこ抜き、また新薬開発途上のバイオベンチャーなどを買収して新製品の開発に当たることだろう。

株価は下がってもモデルなの時価総額は10兆円を超えている。

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[ 2021年11月11日 ]

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