北谷町長選 きょう投開票 投票に行こう。
革新の町から保守の町へ
任期満了に伴う北谷町長選が21日に投開票される。無所属新人の仲栄真恵美子氏(69)、無所属新人の阿波根弘氏(63)=自民、公明推薦、無所属新人の渡久地政志(42)=共産党、立民、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=の前町議3人が立候補し、現町政の評価や経済対策などを争点に選挙戦を展開してきた。
4期務めた革新系・野国昌春氏の革新町政から保守勢力のアハゴン弘氏が政権を奪還し、長年続いてきた革新の町・北谷町に保守系の町長が誕生するか。今後の沖縄を占う大事な試金石の選挙である。
投票は午前7時から午後8時まで、町内6カ所で行われる。開票作業は午後9時に始まり、大勢判明は午後11時ごろの見通し。 当日有権者数は2万1856人(男性1万233人、女性1万1623人)。
17日から行われた期日前投票で、有権者の17・8%に当たる3898人が投票を済ませた。
仲栄真恵美子
仲栄真 恵美子氏(なかえま・えみこ) 1952年3月生まれ、町上勢頭出身。東京成徳短期大卒。2010年町議選で初当選、11月まで3期11年務めた。 阿波根 弘氏(あはごん・ひろし) 1958年2月生まれ、町桑江出身。沖縄国際大中退。98年の町議選で初当選し、11月まで5期16年務めた。
渡久地政志
渡久地 政志氏(とぐち・まさし) 1979年5月生まれ、町宮城出身。沖縄大卒。
2005年の町議補選で初当選し、10月まで5期15年務めた。