アイコン 谷川家、金子家、閨閥政治の闇!その2


谷川

閨閥政治をブリタニカ国際百科事典でググってみると「婚姻によって結ばれた集団が同族意識のもとに政治的支配集団を形成し、政権をほしいままにすることをさしていう。」と解説している。

さすがはブリタニカ国際百科事典、まさに今までの谷川弥一家、金子原二郎家による閨閥政治を見てきたような解説ぶりである。

あれは平成18年6月頃だったと記憶している。建設業界のA氏から携帯に電話があった。

「中山さん、金子知事の娘と谷川の息子が結婚したことは知っとるね?」
私が知らないと答えると、A氏は「最近、佐世保で結婚式ば挙げたごとあるよ!しかも、ごくごく親しい身内と関係者だけしか招待せんで、隠すごとして結婚式ば挙げたげな、その関係者も警察関係と銀行関係者ばっかりんごとあったげな!
なんかあっとやろうか?なんか分ったら教えてくれんね!」
と、言うような内容の電話だった。

 

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私は典型的なゲナゲナ話と思いながらも、持ち前の好奇心と、金子、谷川という名前に即反応し、早速にふだん仲良くしている金子知事とも谷川とも交際があるB氏に電話を掛けて聞いてみた。
B氏は電話で「おれも金子知事の娘と谷川の息子が結婚したとは聞いたが、おれも招待されとらんし、他の業界関係者も議員達も招待されたって話は聞いとらん。なんか特殊な事情があって身内だけで式ば挙げたとは聞いとる。」
というような答えだった。

他の数人の金子知事、谷川国会議員と交際のある人物に確認をとっても誰一人として、金子家、谷川家のおめでたい結婚式に出席したという人物には出会えなかった。
私は狐につままれたようで納得がいかず、まるでミステリー小説を読んでいるような不思議な気分になったことを昨日のように憶えている。

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かりにも長崎県知事、金子原二郎氏の長女と国会議員で谷川建設の会長でもある谷川弥一の長男であり、谷川建設の社長の結婚式である。

しかも金子知事の父親は金子水産企業グループを一代で築き上げ、衆議院議員として農水大臣にまで上り詰めた、あの金子岩三氏である。

目出度い祝の花嫁は、その金子岩三氏の孫娘なのである。

長崎県民の常識からすれば、華燭の典であり長崎県のビックリニュースとして長崎県民の話題に上がっても不思議ではない華燭の典である。

それは県民の誰もが羨む花嫁、花婿のカップルであり、目出度い祝の式である。

ふつうなら、金子家と縁が濃い佐世保で1000人、別の日に長崎市のニュー長崎ホテルで昼に一回、夜に一回、銅座で2回と式を挙げても不思議ではない、それでも招待客は引きも切らないというのが、当時の金子原二郎家、谷川弥一家の金力、権力ぶりだった。また、そうあって当然の金子家、谷川家御両家の政略ともいえる結婚式なのである。知事の娘と、国会議員で谷川建設会長の長男の結婚式が、選りに選って警察関係者と銀行関係者ばかりが招待された結婚式など想像しただけでぞっとする異様さである。

私はその時、松本清張の推理小説の名作「点と線」を読むような寒々とした冬の日本海側の街を旅している不思議な感覚になったことを昨日のことのように記憶している。

それから数週間経ったある日、私は意外な人物から意外な話を聞かされたのである。

それは長崎県政がひっくり返るような衝撃的な内容だった。

金子

その3につづく

インターネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次

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[ 2022年1月29日 ]
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