東北新幹線やまびこ223号 16両脱線 震度6強の蔵王付近 復旧の見通し立たず
16日深夜、福島駅と白石蔵王駅の間で脱線した、東北新幹線下りの「やまびこ223号」について、JR東日本は、17両編成のうち、13号車の1両を除く、合わせて16両が脱線したと発表した。
また、乗客は75人、乗務員は3人で、いずれもけがはなく、列車を降りて線路沿いを歩き、現場から1キロほど離れたところにある非常口を通じて高架を降り、待機しているバスで移動した。
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運転再開の見通し立たず
JR東日本によりますと、東北新幹線は、設備の点検を徒歩で行うため、相当な時間がかかるとして、運転再開の見通しは立っていないという。
脱線した「やまびこ223号」については、今後、国の運輸安全委員会が状況や原因を調査するほか、その後、レールに戻す作業も行われることから、当面、現場に留め置かれることになるという。
[ 2022年3月17日 ]
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