アイコン 追報:347店舗展開の アンドモワ(株)(東京)/破産開始決定 新型コロナ関連倒産


続報。東京に拠点をおく、347店舗展開の アンドモワ(株)が破産開始決定を受けた。

負債総額は約80億円。

以下要約。

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破綻 要約版  JC-NET

 

1

破綻企業名

アンドモワ(株)

 

2

本社地

東京都港区芝2-12-15

 

3

代表

飛髙和也

 

4

設立

2015年9月、

 

5

資本金

1億円

 

6

売上高

2019年8月期、約180億円

 

7

事業

飲食業、347店舗展開

 

8

従業員

正社員500人、ほか合わせ計6000人(連結)

 

9

店舗名・業態

「柚柚~yuyu」

 

「酒と和みと肉と野菜」

 

「うまかばい」

 

バーやちゃんこ

 

「やきとり釜飯はん」

 

西武から「CASA」買収

 

「京風らーめん 糸ぐるま」

 

「竹取御殿」・「桜坂」など

 

10

破たん

2021年10月29日、

 

事業停止/自己破産申請の準備に入る

 

2022年3月31日.

 

自己破産申請

 

2022年4月6日.

 

破産手続きの開始決定

 

11

破産管財人

志甫治宣弁護士(三宅・今井・池田法律事務所)

 

電話:03-3356-5251

 

12

裁判所

東京地方裁判所

 

13

負債額

約80億円

 

14

債権者数

約5800名

 

15

破綻事由

同社は川中和幸氏が2006年4月、大阪で(株)川中商事を設立して、2013年までに「竹取御殿」や「桜坂」といった個室居酒屋を起源とし、350店舗あまりを展開していた。川中氏は2015年10月に、飲食経営コンサルとして設立されたばかりのアンドモア(株)に事業譲渡。譲渡を受けたアンドモアにより、さらに事業領域は拡大された。

しかし、空前の企業利益が出るアベノミクス下、その利益は従業員には還元せず、一方で安倍氏は消費税を増税させ消費不況に陥らせ、同社は競争激化による集客不足から不採算店舗の撤退など相次ぎ、業績が悪化する中、今般の新コロナ事態まで発生、大打撃を受けた。テナント運営会社から賃料請求や未払い賃金問題まで一時発生し、窮地に追い込まれていた。21年10月に緊急事態宣言は解除されたものの、同社は運営資金が枯渇し再開できず、今回の事態に至った。

 

各地の店舗 計347店舗

 

北海道

5店

 

東北

17

 

関東

112店

 

中部

61店

 

近畿

111店

 

中四国

23店

 

九州

18店

 

備考

関連会社の(株)ApeXも22年3月23日大阪地裁で破産手続きの開始決定を受けている。 https://n-seikei.jp/2022/04/post-82202.html 

 
 
       

 

 

[ 2022年4月 7日 ]

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