アイコン 追報:キャトル宮古/破産手続き開始決定 <岩手> 新型コロナ関連倒産


続報。商業施設「キャトル宮古」運営の(株)キャトル宮古(所在地:岩手県宮古市栄町3番35号*** )は4月5日付、盛岡地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

官報より参照。

停止時の負債総額は約2億円。

 

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同社は2002年に閉店した「宮古サティ」(元ニチイ系)を引き継ぎ目的で地元有志が出資して設立された会社。改装後「キャトル宮古」として蘇らせ、スーパーや衣料品店などがテナント入居していた。売上高はテナント料など2.5億円前後を計上していたが、最近はテナントの撤退が相次ぎ、同社が直営店を出店し穴埋めしていた。そうしたことから、売上高は維持されたものの、直営店の販売不振などから業績は悪化していた。

そうした中、新コロナ事態が発生、一時休業や時短営業を余儀なくされ、今8月には館内でクラスターまで発生、9月にはキーテナントのスーパーが撤退、同社は建物の老朽化もあり、事業継続を断念し、今回の事態に至った。

破産管財人には、太田秀栄弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和4年5月6日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和4年7月19日午前11時。

事件番号は令和4年(フ)第90号となっています。

 

既報記事
商業施設運営の(株)キャトル宮古(岩手)/事業停止、弁護士一任 新型コロナ関連倒産


 

 

[ 2022年4月13日 ]
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