旅館「河津海苑」の(株)福本(静岡)/民事再生申請 新型コロナ関連倒産
静岡に拠点をおく、旅館「河津海苑」の(株)福本が民事再生申請したことが判明した。
負債総額は約1億円。
以下要約。
破綻 要約版 JC-NET |
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破綻企業名 |
(株)福本 |
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本社地 |
静岡県賀茂郡河津町浜358-2-2 |
3 |
代表 |
鈴木由紀子 |
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創業 |
1888年 |
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設立 |
1962年11月、 |
6 |
資本金 |
1120万円 |
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業種 |
旅館「河津海苑」経営 |
8 |
破たん |
2022年3月29日、 |
民事再生法の適用申請/監督命令 |
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9 |
監督員 |
金山伸宏弁護士(かなやま法律事務所) |
電話:03-6273-3941 |
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裁判所 |
東京地方裁判所 |
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負債額 |
約1億円 |
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破綻事由 |
同社は明治時代に創業した「福本旅館」の経営会社、道路拡張に移転新築し、旅館の名称を「河津海苑」に変更して経営してきた全室7室、収容人数30人の比較的小さな旅館。 伊豆半島の南端に位置し、河津桜の名でも知られる風光明媚な地で全室太平洋を望む。しかし、長らく消費不況で経営不振が続く中、今般の新コロナ事態でさらに客足はさらに遠ざかり、改修工事などを借入金に依存していたため、資金繰りにも窮し、このたび民事再生を申請して抜本的に再建を目指す。 なお、民事再生申請であり、旅館の営業は通常通り継続して営業されている。 新コロナの規制もなくなり、今後、GOTOキャンペーンも再開されることから、客足も戻ることだろう。 |