アイコン 失速する自民山本啓介氏、猛追する立憲民主の白川あゆみ氏


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6月22日告示された第26回参議院選も中日を過ぎ、残すところあと1週間となった。
当初、自民党の山本啓介候補の圧勝と思われていたが、山本候補に勢いが感じられないというか、失速している。

山本啓介

少しダイエットしたようだが、知名度不足と人気のなさは如何ともし難い。
知名度だけなら山本氏よりも白川氏のほうが数段上回っている。
そんなこんなで、ここに来て立憲民主党の白川あゆみ氏が猛追してきている。
白川氏は前回2019年の参議院選挙では25万8109票を獲得した現職の自民党候補だった古賀友一郎氏に敗れはしたものの22万4022票を獲得した実績は侮れない。

 

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ただ、立憲民主党のダメぶりに山本氏は助けられていたが、ダメぶりなら岸田政権も負けてはいない。
直近の世論調査では岸田総理の支持率は10%以上も急下降しているのだ。
岸田総理の人気のなさは山本啓介候補の知名度のなさと人気のなさを凌駕している。

岸田

そこに来て、山本氏の後ろ盾を自認している金子原二郎、谷川弥一という長崎県の二大巨頭の権力者が昼寝しているように静かである。
ほんとに勝手にしやがれと思っているのだろう、ほとんど動いていない。
多分、自宅で昼寝しているか、銅座のネオン街に深く沈んでいるのだろう。

昨年10月の衆議院選挙公認騒動で自民党長崎県連の山本幹事長は現職の北村誠吾氏を公認しないで、仲間である県議の瀬川光之氏を県連として公認し、北村氏に煮え湯を飲ませたという輝かしい実績がある。
更に2ヶ月後の知事選でも現職の中村法道氏を推薦しないどころか、谷川弥一氏が連れてきた精神科医の大石けんご氏を元官僚、コロナとたたかう医療専門家と長崎県民を騙し、現職の中村氏を推薦しないという愚行を冒している。

北村誠吾氏や中村法道氏を応援していた有権者にとって山本啓介氏は金子・谷川の次に憎き敵なのである。
いくら自民党員とは言っても山本だけはしたくない、山本の選挙をするくらいなら昼寝でもしといたほうがマシ、投票するなら今回だけは白川氏に入れとこうと公言する自民党員が多いことは事実である。

そんな色んな理由も重なり、白川氏が猛追しているのである。
維新の山田候補(旧姓江頭真美)は論外の圏外である。

山田候補(旧姓江頭真美さん)
山田候補(旧姓江頭真美さん)

インタネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次

[ 2022年7月 4日 ]
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