綿棒製造のサンリツ(株)/自己破産へ <岐阜> 円安影響
綿棒製造のサンリツ(株)(所在地:岐阜県下呂市小坂町大島1271、代表:中谷徹)は7月7日付、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約7億円。
資本金は1000万円。
同社は昭和38年4月に創業、昭和41年1月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナや円安などの影響もあってさらに悪化し事業を断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士には神谷慎一弁護士(電話番号:058-266-7910)が任命されている。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
サンリツ(株) |
2 |
本社地 |
岐阜県下呂市小坂町大島1271 |
3 |
代表 |
中谷徹 |
4 |
創業 |
1963年 |
5 |
設立 |
1966年1月. |
6 |
資本金 |
1000万円 |
7 |
業種 |
綿棒製造 |
8 |
売上高 |
2016年6月期、約10億円 |
最近は5億円前後 |
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9 |
破綻 |
2022年7月7日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
委託弁護士 |
神谷慎一弁護士(神谷法律事務所) |
電話:058-266-7910 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約7億円 |
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破綻理由 |
同社は綿棒の大手、百円ショップ用から医療用まで幅広く生産、1980年代にインドネシアにも工場を開設し、価格対応力も有していた。しかし、安価な中国製の流入に押され業績低迷、為替安から海外から調達する仕入原価が高騰、近年、採算性も悪化させていた。今般の新コロナ事態からの世界経済回復による材料価格の高騰、しかも超円安で海外工場からの調達コストも大幅上昇、借入金も大きく、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。 |