アイコン 追報:元ホテル運営の(株)ランドーナージャパンなど2社/破産手続き開始決定 <名古屋市・京都市> 新型コロナ関連倒産


続報。元ホテル運営の(株)ランドーナージャパン(所在地:愛知県名古屋市中区新栄2-1-9、代表:長谷川雅機 )と関連の(株)ランドーナージャパン京都マネジメント(所在地:京都府京都市中京区油小路通丸太町下る大文字町50、代表:荒川麻里)は8月4日付、名古屋地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

官報より参照。

負債総額は2社合計で約50億円(保証債務含む)。

 

スポンサーリンク
 
 

(株)ランドーナージャパンは、米ベストウェスタンホテルインターナショナル社のライセンサーとして、高山市や長崎市などでホテル運営を行っていた。その後は、子会社を設立してホテル運営を任せ、不動産賃貸料や経営指導料などを収益としていた。しかし、子会社運営の高山や長崎のホテルも新コロナ惨禍などで収入が激減し、事業停止に追い込まれ、親会社としても先行きの見通しも立たないことから、今回の措置となった。

(株)ランドーナージャパン京都マネジメンは「ザ・ホテル京都パレス」の運営を目的に設立され、新コロナ惨禍下でのオープンとなり、インバウンドも国内客も観光客は消滅しており、その後、撤退したものの、巨額の違約金問題が発生、親会社とともに今回の同様の措置となった。

なお、「ベストウェスタンプレミアホテル長崎」(元長崎プリンスホテル/1990年開業/2005年にランドーナ社に売却)は、(株)ランドーナージャパン長崎マネジメント社が「ザ・ホテル長崎BWプレミアコレクション」として運営していたが、今年3月自己破産し、現在は「THE GLOBAL VIEW 長崎」の名称でリオホールディングスグループ社が継続して営業している。

破産管財人には、深井靖博弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和4年9月5日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和4年11月24日午前11時30分。

事件番号は令和4年(フ)第1097号となっています。

 

既報記事
倒産要約版 (株)ランドーナージャパンほか1社(愛知・京都)/自己破産へ ザ・ホテル京都バレス


 

 

[ 2022年8月16日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧