統一教会 献金限度額3割の改革 特別献金制はどう扱う
市中金融会社へ借金返済に追われている信者の現実
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、過度な献金による被害を防ぐため、収入の3割超の献金をした信者について経緯を記録し、経済状況を確認することが3日までに、教団への取材で分かったと共同通信が配信している。
教団が9月、過度な献金による被害を防ぐと発表して以降、具体的な基準が初めて明らかになった。一方、元信者からは「3割でも高く、生活できない」との声が上がる。
教団は献金収入の規模が以前と比べ半減するとして、文化庁に毎年提出する予算計画にも反映させる。
京都大学卒の教団エリートの勅使河原秀行(58)教会改革推進本部長は、「今後、指導を徹底する」とし、教団幹部と地域幹部とは一線を臥し防衛線を築き、「詳細な改革案は、文化庁に既に提出した」とするが、文化庁は「確認していない」としている。
以上、共同通信など参照
教団の教条主義のエリート幹部たちの大間違いは、収入の大小により3割であったり、1割以下であったりすべきであり、また、現在進められている天苑宮建立にかかわる183万円の特別献金については、どう解釈したらよいのだろうか。
特別献金と通常の献金、信者にとって献金に差異はない。また、献金をポイント化することで、恩典に差を付け、信者に献金の競争意識を植え付けるやり方も愚の骨頂だろう。文化庁向けのポーズだけでは真の改革はあろうはすがない。
収入により献金限度額を設定しなければ、低所得信者層は、市中金融会社からの借入により、3割の元金の月々の返済と金利で生活を苦しめることになり何も変わらない。
「天苑宮」特別献金では実際、こうした借金の返済に月々追われている低所得者層は生活できなくなることだろう。
洗脳し、恐怖心を煽り、祟りだの、三途の川も渡るも、彷徨う先祖の霊を弔うのも銭しだいの教団の教えそのものが奇異怪怪、銭亡者教団。
信じる者は救われようがそれも銭しだいの悲しい俗世そのままの教団のようだ。
これまで日本からの巨額献金や霊感商法で掻き集めた資金管理のUPI財団を3男の文顯進と元教団№2の郭錠煥師が共同して統一教会から独立し「世界家庭教会(FPA)」を創設UPI財団を管理しており、その資金が使えないことから、特別献金183万円を要請しているのも事実ではないだろうか。為替安を考慮してもここでも米国信者に要請している天苑宮特別献金額より多い。
米「ニューヨーク・タイムズ」は、日本の旧統一教会からアメリカに流れたカネは、1976年から2010年までに36億ドル(現在価5100億円)と報告しているが、ほぼ同じと思われる額が日本本部から韓国本部へも流れている。その資金が京畿道清平一帯の本部構築物群や調度品、ほかの関係地の施設構築物の費用に使用されている。日本からの聖地ツァーが300万円だって・・・・。
↓来年5月完成予定の「天地鮮鶴苑=天苑宮」、文鮮明と韓鶴子の名を冠した冥土の御殿。
建築代金は約300億円とされるが、内装設備・調度品を入れれば500億円は下らないだろう。
「天苑宮」特別献金額183万円(日本分)
183万円×5万家庭=915億円(最低)、
183万円×4万家庭=732億円(最低)
183万円×3万家庭=550億円(最低)
今回は珍しく別途米国信者からも集めている。
月献金限度額3割設定の場合、
月収入20万円×3割=6万円、月献金額(最低)、
月6万円×7万人=教団の月献金収入額42億円~84億円(高額収入者いることから)
教団年間献金収入額は500億円~1000億円
現実は特別献金制導入でその倍以上となる。
家庭・家族も平和でない故文鮮明と韓鶴子現総裁夫妻の家族関係、家庭環境。韓国特有の巨額教団の親子間・兄弟間の跡目相続争いは例に漏れず裁判沙汰となっている。それで家庭平和を唱えるチョー違和感教団。