(株)ペクソン(千葉)/自己破産へ 自動制御装置製造 倒産要約版
千葉に拠点をおく、(株)ペクソンが自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約2.5億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)ペクソン |
2 |
本社地 |
千葉市稲毛区作草部1266 |
3 |
代表 |
池上敏夫 |
4 |
設立 |
1988年8月. |
5 |
資本金 |
3000万円 |
6 |
業種 |
工場の自動制御装置製造 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約6億円 |
2022年3月期、約1.5億円 |
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8 |
破綻 |
2022年10月14日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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9 |
委託弁護士 |
大澤一郎弁護士(よつば総合法律事務所)ほか |
電話:04-7168-2300 |
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裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約2.5億円 |
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破綻事由 |
同社は工場ラインの自動制御装置や省力化装置の製造会社。アベノミクス下、製造大手企業は空前の利益を上げたにもかかわらず、新規工場建設や生産性向上のための工場投資を行わず、内部留保と株主還元策に明け暮れ、結果、同社は受注が減り続け、さらに今般の新コロナ事態では受注案件の先送りや更なる受注減少に見舞われるなか、材料費も半導体や鋼材などが高騰し業績を大幅悪化させ、今回の事態に至った。
ABCと黒田氏が当初2年間と定めた大金融緩和策の長期にわたる実施の後遺症は、消費も設備投資も不振の極みになっていたことから、なかなか改善せず、今後とも長期にわたり続く。過度の円安も後遺症が原因であり、それも内需企業を悪化させ続けることになる。 |