昭和硝子加工(株)(旧、日本ガラストロニクス(株))(滋賀)/特別清算 倒産要約版
昭和硝子加工(株)(所在地:大津市膳所池ノ内町*** )は10月12日付、大津地裁において特別清算開始命令を受けました。
負債総額は約3.5億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
昭和硝子加工(株)(旧、日本ガラストロニクス(株)) |
2 |
本社地 |
滋賀県大津市膳所池ノ内町740 |
3 |
代表 |
代表清算人:桂慶全 |
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創業 |
1959年 |
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設立 |
1989年10月. |
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資本金 |
4000万円 |
7 |
業種 |
管ガラス加工業 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約33億円 |
2020年3月期、約1億円 |
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9 |
破綻 |
2022年10月12日.. |
特別清算手続きの開始決定 |
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裁判所 |
大津地方裁判所 |
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負債額 |
約3.5億円 |
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破綻事由 |
同社はブラウン管TVのガラス管製造を業としていたが、TVが液晶に変わり、液晶TVのバックライト加工を手がけていた。しかし、液晶TVは価格競争から海外産が多く、また、液晶TVも最近では有機EL-TVに変わり、同社の売上高は漸減し続けてきていた。同社は最近では省エネ照明器具などの生産に活路を見出そうとしたが競争激化で苦戦、過去の工場投資などの借入金の残高も大きく、同社は今年4月会社分割し、ガラス管の加工事業を別会社に譲渡し、現社名に商号変更したうえで、6月に解散を決議していた。
今や日本の家電メーカーはTVさえ、韓国LG製のディスプレイを使用して製造、TVそのものも海外メーカーに生産委託してOEM供給を受け販売している家電メーカーばかりとなっている。日の丸NIPPONはアベノミクスとともに完全消滅したようだ。 政治家が選挙に勝つために手段を選ばなくなったら、おしまいだろう。大金融緩和の全国津々浦々への巨額ばら撒き大作戦も選挙のためなのだろうか。 |